昨日までの作業は１０mm厚のアルミ板。幅が８５mmでしたからバイス（万力）で挟んでの作業です。バイスは位置をキッチリと合わせてセットして有ります。
工作物はバイスの爪の端に合わせれば、自動的に寸法精度が出せる作業です。
全ての作業がバイスで出来ればこんな楽な事は無い。
でも、世の中そんなに甘くは無い。
シャシの天板は３４０×４５０。バイスに挟める筈も無し。
バイスを外して（折角位置合わせしたのに・・）ベットの掃除を始めます。
写真は１台のバイスを外したところ。




２台のバイスを取り外しました。バイスのところだけ切り粉（切削粉）が無いので、付いていた場所は判ります。
残った切り粉は綺麗に掃除をしなければ成りません。なぜかと言うと判りますよね？
材料とベットの間に切り粉が挟まればその分寸法は狂います。しかも今度の工作物は広い板材。ベットの上での取り付けに切り粉は禁物。
で、問題。普通の工場はベッドの掃除はエアーで飛ばしてしまいます。これが一番簡単で確実。でも・・・・・・・・・。
僕のところはフライスのすぐ近くにオイロダインが有る。オイロダインは磁気回路がむき出し。ボイスコイルに切り粉が飛び込んだら・・・・・（汗）。
実際に過去に何度も飛び込んでいます。その度に分解掃除。
エアーで吹けないので、ウェスでの手作業。
ベットの平面部分にはどんな小さな切り粉もご法度。
兎に角ゴシゴシ、ゴシゴシ・・・・・・。



ハハハ、やっと終了。
で、天板の加工が終ったら、またバイスでの作業が待ってるんだよね（汗）。

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