店の隅に何時も置いて有るリボンツィーター。ELACの4π。360°指向性と言うかなり変わったユニットです。以前ワイドアングルを常用していた時代に輸入元から借りて試聴。とにかく、ワイドアングルのあんなに品が良く、広がり感の有る鳴り方を聞いたのはそれ以前も、それ以後も記憶にない。
でも、当時の値段。ペアで¥380,000。チョット手の出せる値段ではなかったので、断念。
でも、諦めきれず、輸入元が輸入を中止(売れなかったんですね)した時の在庫処分品をゲット。
それ以来、ずっと手放さずに何時も居るのだけれど、チョット困った。
ワイドアングル時代は、まだネットワークのノウハウも殆ど無く、ポン付けで聞いただけ。今では生意気にネットワークには一言持っている。
で、判らない・・・・・・?
何が・・・?
位相合わせです。普通のユニットは前にしか音を出さないし、音を出す部分も殆ど平面と思っても良い状態。
処がコイツは音を出す部分がかなりの前後距離を持っているし、360°に同位相の音を放射(放射と言う言い方がピッタリ)。
コイツがフルレンジなら凄いと思うのですが、なんと言ってもツィーター。他のユニットは360°指向性ではないし、音の出る場所も前後の距離はそんなにない。
マイクで測定しても、他のユニットとは全然違う特製を示すし、音で確認をすると、その時合わせたレコードはバッチリでも、他のレコードでは・・・・・?
能率も低いので、オイロダインの上に乗せるには、マルチアンプ以外は無いので、パワーアンプを作る様だし・・・・・・・。
と、悩んでいるならさっさと手放せばよいのに、好きなユニットを手放すのは難しい・・・。
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