パワーアンプのシャシの切削は終わり、只今アルマイト屋さんへ・・。

上がって来るまで一休みしたいんだけどそうも言っていられない。

２ヶ月以上待って貰っていたQRKの修理です。

今回はサスペンションゴムの部分の新造。



QRKは年式によって結構各部の寸法が違います。
今回も持ち込んで貰って採寸。

ヤハリで今迄扱ったQRKと丸ッ切り違う。

書き直した図面が上の物。金額は丁度電話が掛かって来て取引先からの見積もり金額。メモ用紙が見当たらず図面にコチョコチョと・・・・（笑）。

フレーム形状も微妙に違い過去の図面は完全に却下。

で、僕も反省しないといけないんですが・・・・・・。

僕のHPで過去の物を褒めている場合多々。
其れを見て中古で購入を考える方が結構多い。

でも、よく考えて下さい。僕の評価は３０年位前に買った新品です。
オーディオ機器も家電製品。

３０年経った家電製品を買うのは物凄いギャンブル（３０年前の冷蔵庫やテレビを買いますか？）。
雑誌等で（BLOGでも）持ち上げられている過去の名機。

僕も度々買うか買わないか相談を受けますが、僕の答えは常にNO。
本当にその機械に惚れて、その後の手間隙（お金を含め）を惜しみなく注げる人にだけ勧めます。
何度も言いますが古い車を買ってレストアするのと同じです。

単に動く、音が出る程度の修理は簡単でしょうが本来の性能に戻す。って考えたら半端な気持ちでは途中で断念が多い（中古屋で売っている物も単に動くだけと言うのが大半、キッチリ直したら価格はとんでもないものに成りますから）。

まあ、授業料って割り切れる人は良いのですが・・・・・。



偶にその類を個人修理したものが持ち込まれます。手に終えなくなったんですね。
その類のものは基本的にお受けしません。

故障した其の侭の状態で持ち込まれたものは相談に乗っています。

また、過去に修理した事の有る物はある程度見積もり金額が出せますが初めての物は難しい。
その辺を理解してもらえる事で受けています。

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