逆相動作に使う予定のトランスがやっと入荷。
昨年暮れに発注して今ですから、まあなんと言うか・・・・・・(笑)。
このトランス、このメーカーに有る沢山のトランスの中から、データー上使えそうな物を選んだだけですから、現実に僕の使用に耐えられるかはギャンブルです。
データー上は真っ当でも音楽鑑賞には『やめてよ、』って言いたくなるパーツは世の中に沢山有ります。
このトランスが使える事を祈りながらの配線です。
パワーアンプ入力に入れて、単に位相を変えたいだけですから、トランスのレシオは1:1。
ところがこのトランス。レシオが3種類選べる他に、アンバランス、バランスが入出力共に選べます。
その為に沢山のピンが立っていますが、完全にプリント基板を想定しています。
僕は基盤が大嫌い(本当に仕方なく使う事も有りますが・・)。
この狭いピン間隔での配線作業は結構疲れます。長時間鏝を当てるのは絶対に避けたいですし・・。
細い錫メッキ線に細いテフロンチューブを被せ、各ピン間を配線します。
配線の終わったトランスを取り付け、アンプ回路との結線。
共通インピーダンスを避ける配線は、大事です。
取り付け終わり、アンプを結線。
電源ON。
レコードに針を下ろす。
今回の改造は単純に繋がっていた所へトランスを挿入した訳ですから、データー上は必ず悪い方向へ行っています。
位相を弄らないでの結線ですから、音が変わらないのが最上。
変に良く聞こえたりしたら(特に音色が変わったら)、疑ってみた方が良い場合が多いのです。
で、何時ものレコード。
殆ど差が判りません。
此れなら、何時もの常連が来ても、僕が何も言わなければ、弄ったのはバレない筈。
此処を見ているでしょうから無理かな?(笑)。
エージングゼロのトランスでこの状態はアッパレ。
イヤ、実は正直なところ、少々以前と(トランスを付ける前と)変わっています。
良質なトランスを付けた時にだけのあの変わり方・・・・・・・。
ウンウン。このトランスのチョイスは成功。
残りは逆相動作。
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