僕のトーンアームの製作に絶対欠かせない工具。
ボールエンドミルです。
お使いに成っている方はお判りですよね。
真正面からアームを見ると、アルファベットのTの形をしています。
このTの縦棒の中心に溝を切ってリード線を這わしているのですね。
で、この断面。完全なT型ですと、共振をし易いのです。
要は内角と言うのは、機械強度の面ではNGです。
此処に若干のRを持たせて、急激な断面の変化を無くすのです。
最初の試作機は2,5Rで作りました。若干のアルミの鳴きを感じたのです。
5Rへ内アールを大きくしました。
結果、アルミの鳴きを感じなくなったのです。
この様な形を切削するのには、フライス盤を使うのが一般的ですが(量産品ならダイキャストでしょうね)、通常の切削刃は内角が直角に削れます。此処にRを付けるのがボールエンドミル。
刃先の断面が球形に成っているので、内アールを作れるのですね。
アームの切削に1本のボールエンドミルを使って来ました。
20年以上使っていた事に成ります。作ったアームは40本以上に成るかな?
流石に切れ味が若干鈍って来て、切削面がほんのチョイ汚い(ヘアーライン加工で消える程度)。
そんな訳で、ボールエンドミルを新調しました。
今迄使っていた物と同じので良いのですが、20年も経ちますと工具の世界も進歩しています。
従来の刃も今でも作っていました。
で、工具商社のHPを隅々まで検索。
略倍の価格なんですけど、アルミ専用でビビリが少ない設計。と言うのを見つけたんですね。
そうなんです。ボールエンドミルは回転数と送り速度。更に一度での切削量を間違えると非常にビビリます。
もう、あと何本作るのよ?と言う状態ですが良い工具を見ちゃうと・・・・・・。
今掛かっているアームの切削に早速使って見ます。
20年前にはこんなエンドミルは見かけませんでした。探し方が足りなかったのかも知れませんが・・・。
ボールエンドミルです。
お使いに成っている方はお判りですよね。
真正面からアームを見ると、アルファベットのTの形をしています。
このTの縦棒の中心に溝を切ってリード線を這わしているのですね。
で、この断面。完全なT型ですと、共振をし易いのです。
要は内角と言うのは、機械強度の面ではNGです。
此処に若干のRを持たせて、急激な断面の変化を無くすのです。
最初の試作機は2,5Rで作りました。若干のアルミの鳴きを感じたのです。
5Rへ内アールを大きくしました。
結果、アルミの鳴きを感じなくなったのです。
この様な形を切削するのには、フライス盤を使うのが一般的ですが(量産品ならダイキャストでしょうね)、通常の切削刃は内角が直角に削れます。此処にRを付けるのがボールエンドミル。
刃先の断面が球形に成っているので、内アールを作れるのですね。
アームの切削に1本のボールエンドミルを使って来ました。
20年以上使っていた事に成ります。作ったアームは40本以上に成るかな?
流石に切れ味が若干鈍って来て、切削面がほんのチョイ汚い(ヘアーライン加工で消える程度)。
そんな訳で、ボールエンドミルを新調しました。
今迄使っていた物と同じので良いのですが、20年も経ちますと工具の世界も進歩しています。
従来の刃も今でも作っていました。
で、工具商社のHPを隅々まで検索。
略倍の価格なんですけど、アルミ専用でビビリが少ない設計。と言うのを見つけたんですね。
そうなんです。ボールエンドミルは回転数と送り速度。更に一度での切削量を間違えると非常にビビリます。
もう、あと何本作るのよ?と言う状態ですが良い工具を見ちゃうと・・・・・・。
今掛かっているアームの切削に早速使って見ます。
20年前にはこんなエンドミルは見かけませんでした。探し方が足りなかったのかも知れませんが・・・。
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