久々に、僕の作業机に乗ったピンキーガレージアンプ。
チョットした仕様変更です。
実は最近、微弱なハムに悩んでいたのです。
ミッドハイが出来て、試聴に来たお客様にも指摘はされませんでした。
要は、其れ程大きなハムではないのです。
でも、使っている本人としては気に成っていました。
微弱なハムですから、何時から出たのかも不明なんですから(汗)。
気が付いたら出ていたんですね。
何しろ、アンプの数が半端ではない僕の装置。
犯人探しが大変。
で、こいつが犯人か?ですか?
イエ、こいつは無罪です。
傍熱管を使ってハムなんて引いたら、僕の腕もたかが知れています。
調べた結果、犯人はドライブアンプ。前は聞こえなかったので、散々ドライブアンプを弄りました(ブログにアップしなくても、結構仕事してるんですよ、笑)。
直熱管を2本使っているドライブ段では、この程度のハムは仕方が無い。と言う結果。ヒーターリップルを完全にゼロにすれば出ないんですけど・・・。
でも、前は聞こえなかったよなー・・・・・・・。
ハッ。
以前は300B。今はEL34。
此れで判った人は、真空管に詳しいです。
二本の真空管。入力感度が違うのです。
フルパワーを出すのに必要な電圧が全然違う。
結果、感度の高いEL34で目立ってしまったのですね。
対策は簡単。更に音質アップも図られる。
600Ω入力に対応した入力トランス。
昇圧比を選べます。
二つの真空管の入力感度差を、丁度キャンセル出来る昇圧比が選べます。
トランスの昇圧比を下げると、トランスの裸特性は良く成ります。
さて、掛かりますか。
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