本日の仕事。ギヤボックスのカップリングの交換。
マグネットカップリングです。
磁力で動力の伝達をしますので、入出力間に機械的な接続が無いんですね。
結果、細かな振動等を伝え難く成るのです。
最初付けた時、其れ成りに効果が有りました。
でも、長時間使ってきたら・・・・・・・。
モーターのベアリング音が気に成ってきたのです。まあ、其れだけカップリングの音が無く成った、と言う事でも有るのですが・・・・・。
このカップリング。産業用ですから細かな取説なんて付いて来ません。
もう一度、カップリングを外し細かく採寸。
要は、インナーとアウターのマグネットを最適位置にセットしたいのです。
軸上寸法が少々ずれても、カップリングは正常動作しますが、スラスト荷重を発生させてしまうのです。
其の荷重がベアリングノイズの原因と読みました。
キッチリ採寸したら1~2mm、モーター側へ深く差し込む必要が・・・。
調整の終わったギヤボックス。
勿論更に静かに。
どんな小さな事にもノウハウって有るんです。
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