平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
手の痛みで中断してしまったホーン切削。
つい忘れていた。この時期(梅雨)に手を傷めると、梅雨が明けるまで治らないのが今迄・・・・・。
チョイ拙い。

実際痛みが出てから、治る様子が無い。

原因は、若い頃にやった手首関節複雑骨折。
当時の治療方法は赤外線治療が殆ど。
針や灸、スポーツマッサージ等もやっては見たが完全治癒には程遠く・・・。

で、世の中の治療機器の発展は凄まじく、今回行ったのはレーザー治療。
此れが効いた。
昨日の午前中の治療で、病院を出る時に、痛みが少なくなっているのを実感。
オイオイ。梅雨の時期は治らないのに。
昨日の夕方には殆ど痛みが無くなった。

今朝。略完全に治癒。
ウ、ウレシイ。この時期に成ったら諦めていたのに。
で、タイトルです。
昔聞いた話です。
原住民は普段薬なんて飲んだ事が無い。どの病気にも歯磨き粉を飲ませれば治ってしまうと言う。

僕もレーザーなんて当てたの初めて。で・・・・・・・(大汗)。
肩の骨折のお陰で行き始めた整形外科。
こんなに簡単に治るなら、これからはチョクチョク・・・。
此れがホントの怪我の功名・・(汗)。

スタート

で、早速始めました。ホーン切削。
開口部の角度と、ホーンスロートに合わせた角度の切削が終わりました。

特に大事なのは、中心の穴の角度。此処は取り付けるドライバーのスロート角度に合わせないといけません。

良いホーンを作るコツ。開きをスムーズに。急に角度が変わると音が荒れます。特に一旦広い角度になってから、また狭い角度に戻ると最悪。

これから、この二つを綺麗に繋ぐのです。

そう言えば、ホーンを作り出して気付いた事が有ります。
昔、ドライバーのマグネットがアルニコからフェライトに変わった時期が有りました。コバルトが取れなくなった為と聞いています。

で、変わってからのドライバー。音が乾いて聴き疲れする音です。
この時、皆フェライトはダメと判断。僕もそう思いました。

ところが・・・・・・・・。

僕が最近大好きなユニット。シーメンスの10Wとリチャードアレンの8T。
どちらもフェライトマグネット。
10Wは昔のアルニコと今のフェライトの鳴き比べもした。
結果はどちらでも良い。

そう成ると・・・・?

仮説です。
フェライトのドライバー。マグネットが薄いのでドライバーも薄く作ってしまった。
結果、スロートの角度が大きく成り・・・・・・。

ホーンを作ってみると、スロートの角度の重要性がイヤと言う程判ります。

あの時の音。マグネットの所為では無かったのでは・・・・・?

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