先程のアップ。
EL84の火入れ式。
エーーーー。モーターショーの展示車状態・・(汗)。
ヒーターだけ点灯したんですね。
整流管を挿さないでの、写真です。
この写真は、動作チェックの状態。
でも、カッコいいでしょう(自己満足)。
いくら図面を見ても、この感じはつかめません。
重量は、チョット持ちたくない・・。
大型OPTが4個も入っているんですから。
で、何時も緊張する動作チェック。
何べんやっても緊張しますね。
チョットの油断で、今迄の苦労がパー。
僕のチェックの仕方です。
真空管の電流をチェックします。
電圧はトランス以上は出ませんので、異常チェックは電流値で測ります。
この場合、4本のEL84。カソードのバイアス抵抗に掛かっている電圧を測るんですね。
4本ですので素早さが求められます。
僕の持っているEL84のデーター。三結シングルでの動作点。
カソード抵抗値と電流値が書いてあって、バイアス電圧が書いてないんです(笑)。
こんな時はオームの法則。抵抗値と電流値を掛ければ良いんです。
計算値では9V強。
此れよりも大きな電圧が出たら、すぐに電源をOFF。勿論測定誤差範囲はOK。
電流値を測り終えたら、落ち着いてプレート電圧。予定値ならOK。
で、このプレート電圧。まあ電源のB電圧ですね。
此れを、希望通りの電圧に一発で出せたら結構な経験者。
トランスの巻き線と同じ電圧じゃないから梃子摺ります。
此の辺の苦労をしている方沢山いるんじゃないかなー?
パワーアンプの場合、途中に抵抗が入らず、コンデンサーとチョークだけですから、コントロールが難しい。更に直熱管の整流管なんて使おうものなら、インプットのコンデンサーに大容量は使えませんし・・・。
結果、市販のトランスでは希望の電圧が取れなくて、特注に成ってしまうんですね。
でも、此の辺の苦労を楽しめる様に成ったら、ベテランです。
追記。1時間あまり通電しましたが、電源トランスに触ると・・・・・。
冷たい・・。
余裕、持たせ過ぎたかな?
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