平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
僕のブログやHPを覗いている方たちは、僕のアンプについての考えが、かなり判っていると思います(笑)。

基本的に真空管に拘らないんですよね。

特にパワーアンプ。パワー管の選択基準は、その場所で出す最大音圧をギャランティ出来る出力があれば・・・・。なんて感覚です。

僕が10年以上前に、300Bを使い出したのも、オイロダインを僕の所で、フルオーケストラを欲しい音量で鳴らせる事。

山勘で6~7W欲しい。
当時は6550の三結で、かなりの台数のアンプを組んでいました。
6550でも十分なんですが、チョイ飽きた(笑)。
それじゃ300Bで組んでみるか。そんな感覚だったのですね。
2~3Wの出力で足りるのでしたら、2A3の方が音色的に好ましいのも知っていましたし。

ですから300Bも本家に拘りません。最初はチャイナ、その後ロシア。

僕も昔は雑誌記事に踊らされて、本家の300Bでアンプを組んだりしていたんです。

そのアンプ、最近はチョット有名になったピアノの調律師のお宅に・・。

そのアンプの300Bが数年前にご臨終。
僕は平気でチャイナの300Bへ交換。
正直彼は嫌がりましたが・・・・・・。
音を出したら、チャイナの方がお気に入り。
ハイ、そんなモノです。

僕自身の考えで、パワーアンプ全体のの音を決める責任割合。
パワー管の影響は数%以下と思っています(一番大きいのが誰が作ったか、笑)。
もっと、影響の大きな所が沢山有るのに、キャッチフレーズとして『ナニナニをパワー管に採用。』の方が受けが良いですからね。
同じパワー管だって、動作点をちょこっと弄ればウッソーと言う位変わるんです。

まあ、300Bで組む時は、周りのパーツも思いっ切り贅沢に組むでしょうし、EL84では、ラジオ並のパーツが大半でしょう。

此れじゃ、勝負に成りませんよね。

僕は昔から『¥5000のユニットと¥100000のユニットに掛かるエンクロージャー代は同じです。』って言っていましたが、パワー管も同じ。
EL84と300Bに掛かる周辺パーツ代は同じです。
実際に今回使っOPT。300B、EL34、EL84、同グレード品で価格も一緒、真空管に合わせて規格が違うだけです。

ここまでやって、『あのパワー管は・・・・・。』と言う話は信用しますが・・。

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