マイクロの8000番を導入。アームはEMT997と、もう一本はなんだったか・・?
導入してみて、チョット失敗だったかも・・・(汗)。
QRKよりも音は綺麗。でも上澄み液の様。
線が細いんですね。でもQRKは其の頃輸入元が輸入を中断。
もう手に入らなく成ってしまったのです。
仕方が無いか・・。8000で頑張ってみよう。
一番期待をしたユニット間のつながりも、若干良く成ったような気がするなー・・・・・・程度。
そんな時、店のレコードコンサート。
トーレンスのリファレンスを持ち込む事に成った。
知っている人は知っている(当たり前か)。雑誌の受け売りだと『トーレンス社が販売目的ではなく、あくまでもリファレンス用に作った。其れがトンでもない良い物に成ったので、急遽発売が決定。』
決定するのは勝手だけど、¥3500000だよ。誰が買うねん?
まあ聴いてみよう。で、コンサートの1日前に搬入して音出し準備。
僕は面白いので、自分の8000番を店に持ち込んだ。
トーレンスにもEMTがついているので、ピックアップは五分。
コンサート前に僕だけの試聴タイム(店長失格、汗)。
へへ、此れなら買わないで済む。
あくまでも僕の結論。8000番の方が良い。
リファレンスは変に音が粘ついて、音離れが悪く、品が無い。
僕、こう見えても、品の無い音は絶対に受け付けない。
翌日のコンサート本番。集まった人は値段と雑誌の記事での先入観。絶賛でしたけど・・・・・・。
話はまたも飛びますが・・・・・・・。
前にも書いたかなー?
先入観。これって本当に怖い。正しい判断を簡単に覆してしまう。
ヤハリ、レコードコンサートでの実話。
その時のタイトルはカートリッジの鳴き比べ。
当時有名だったカートリッジを10種類ほど聞き比べた。
で、其の中の一つに丸針と楕円針の鳴き比べ。
使ったカートリッジはSPU-GとSPU-GE。針先だけが違っているので聞き比べには最高。
で、始まる1~2時間前。常連が5人ほど早めに来場。
其処で、どちらが丸針かを教えないで、聞き比べを・・・・。
全員が丸針に軍配。
僕にどちらかをしつこく聴いて来たが僕はシカト(笑)。
さて本番です。来場客数は30~40名。
で、丸、楕円の聞き比べ前に僕が解説。
カッター針はこの様な形状でこの様に溝を彫ります。
其の溝を丸針はこの様にトレースし楕円はこの様にトレースします。
僕はこの時、本当に言葉使いに気遣い、どちらが良いよと感じない様に話しをした。
白い大きな紙に、絵を書いて解説。
でも、この説明。どんなに平等に成る様に話しても、楕円の方が良い、と成ってしまう。
さて、試聴。
先の準備段階と同じ様に鳴っている。
このコンサート。終った後に全員にアンケート用紙を渡して書いてもらい、その後この用紙を使い抽選会。其れ成りの景品を出したのです。
勿論アンケート用紙は記名式。
さて、結果を見ると、殆どの人が楕円針に軍配を上げている。
先に聞いて丸針に軍配を上げた5人も全員楕円針。
僕はニヤニヤ。
この時、丸針に軍配を上げた極少数の方。全員SPUの丸針の使用者。
人間、先入観を無くすのは至難の業。
先入観を持っての正しい試聴も至難の業。
一番確実な方法。
実際に手にして、自分の家で長期の使用。
これが一番正しい結論を導き出します。
当時、僕の立場では、メーカーに『これ貸して。』
って言えば、営業マンがニコニコしてすぐに持って来てくれる。
でも、僕はやらなかった。懐の許す限り自分で購入。給料が現物支給のような状態(大汗)。
たとえば、カートリッジ。気に成る物をメーカーから借りたとしますね。
メーカーは視聴用のカートリッジを自社のシェルにつけて持ってきます。
借り物だと、其の侭適当なアームにつけて『成る程この程度ね。』
世の中そんなに甘くない。其のシェルとの相性や、取り付けたアームとの相性。更に針圧なんかをこまめに調整しなければ・・・・・。
自分で買うと・・・。人間ケチです。
思った様な音が出ない。其処でシェルを替え、アームを取替え、針圧を微妙に変え・・etc,etc・・・・。
其処で、はじめて其のカートリッジの本当の姿が見えてくるのです。
つまり、試聴室で聴いたって、全体の音の感じであって、カートリッジだけ、アンプだけ、スピーカーだけの試聴は出来ません。
授業料を払うしか方法の無い、厳しい世界です。
導入してみて、チョット失敗だったかも・・・(汗)。
QRKよりも音は綺麗。でも上澄み液の様。
線が細いんですね。でもQRKは其の頃輸入元が輸入を中断。
もう手に入らなく成ってしまったのです。
仕方が無いか・・。8000で頑張ってみよう。
一番期待をしたユニット間のつながりも、若干良く成ったような気がするなー・・・・・・程度。
そんな時、店のレコードコンサート。
トーレンスのリファレンスを持ち込む事に成った。
知っている人は知っている(当たり前か)。雑誌の受け売りだと『トーレンス社が販売目的ではなく、あくまでもリファレンス用に作った。其れがトンでもない良い物に成ったので、急遽発売が決定。』
決定するのは勝手だけど、¥3500000だよ。誰が買うねん?
まあ聴いてみよう。で、コンサートの1日前に搬入して音出し準備。
僕は面白いので、自分の8000番を店に持ち込んだ。
トーレンスにもEMTがついているので、ピックアップは五分。
コンサート前に僕だけの試聴タイム(店長失格、汗)。
へへ、此れなら買わないで済む。
あくまでも僕の結論。8000番の方が良い。
リファレンスは変に音が粘ついて、音離れが悪く、品が無い。
僕、こう見えても、品の無い音は絶対に受け付けない。
翌日のコンサート本番。集まった人は値段と雑誌の記事での先入観。絶賛でしたけど・・・・・・。
話はまたも飛びますが・・・・・・・。
前にも書いたかなー?
先入観。これって本当に怖い。正しい判断を簡単に覆してしまう。
ヤハリ、レコードコンサートでの実話。
その時のタイトルはカートリッジの鳴き比べ。
当時有名だったカートリッジを10種類ほど聞き比べた。
で、其の中の一つに丸針と楕円針の鳴き比べ。
使ったカートリッジはSPU-GとSPU-GE。針先だけが違っているので聞き比べには最高。
で、始まる1~2時間前。常連が5人ほど早めに来場。
其処で、どちらが丸針かを教えないで、聞き比べを・・・・。
全員が丸針に軍配。
僕にどちらかをしつこく聴いて来たが僕はシカト(笑)。
さて本番です。来場客数は30~40名。
で、丸、楕円の聞き比べ前に僕が解説。
カッター針はこの様な形状でこの様に溝を彫ります。
其の溝を丸針はこの様にトレースし楕円はこの様にトレースします。
僕はこの時、本当に言葉使いに気遣い、どちらが良いよと感じない様に話しをした。
白い大きな紙に、絵を書いて解説。
でも、この説明。どんなに平等に成る様に話しても、楕円の方が良い、と成ってしまう。
さて、試聴。
先の準備段階と同じ様に鳴っている。
このコンサート。終った後に全員にアンケート用紙を渡して書いてもらい、その後この用紙を使い抽選会。其れ成りの景品を出したのです。
勿論アンケート用紙は記名式。
さて、結果を見ると、殆どの人が楕円針に軍配を上げている。
先に聞いて丸針に軍配を上げた5人も全員楕円針。
僕はニヤニヤ。
この時、丸針に軍配を上げた極少数の方。全員SPUの丸針の使用者。
人間、先入観を無くすのは至難の業。
先入観を持っての正しい試聴も至難の業。
一番確実な方法。
実際に手にして、自分の家で長期の使用。
これが一番正しい結論を導き出します。
当時、僕の立場では、メーカーに『これ貸して。』
って言えば、営業マンがニコニコしてすぐに持って来てくれる。
でも、僕はやらなかった。懐の許す限り自分で購入。給料が現物支給のような状態(大汗)。
たとえば、カートリッジ。気に成る物をメーカーから借りたとしますね。
メーカーは視聴用のカートリッジを自社のシェルにつけて持ってきます。
借り物だと、其の侭適当なアームにつけて『成る程この程度ね。』
世の中そんなに甘くない。其のシェルとの相性や、取り付けたアームとの相性。更に針圧なんかをこまめに調整しなければ・・・・・。
自分で買うと・・・。人間ケチです。
思った様な音が出ない。其処でシェルを替え、アームを取替え、針圧を微妙に変え・・etc,etc・・・・。
其処で、はじめて其のカートリッジの本当の姿が見えてくるのです。
つまり、試聴室で聴いたって、全体の音の感じであって、カートリッジだけ、アンプだけ、スピーカーだけの試聴は出来ません。
授業料を払うしか方法の無い、厳しい世界です。
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EMT
カスラ トーレンスとEMT(フランツ)って関係が深かったんですかね?TD‐124なんか中身見ると造りが似ていたような…。トーレンスバージョンのヴアンデンハル針なんて出してましたし。僕はXSD→TSDと買いましたが余りにモッサリした音に閉口しシェルばらしたり(鉛合金のベースに片側支持、もう片方が板バネみたいになってて…苦労してテクニカのシェルに移植。知り合いの大学の研究室に持って行ってNikonの丸窓の拡大鏡使ってコイル減らしとかやってみましたが…16000円のDL‐103に負けてる所も多く使いこなせませんでした。純正アームはさすがに買いませんでしたが、クラフトのS字は試しました。64Sは軽量ウエイトまで買い、ヒボットから1/3にブチルと鉛板を積層したのを巻き付けダンプして使いましたが、相性最悪、ボリューム全閉では針音とアーム、キャビネット他が一緒に鳴り蓄音機のように音が聞けたのを覚えています。
この後、EMTの改造スケルトン チューバフォンとロクサンのやつまで買ってしまいました。
…
無題
ピンキー カスラさんも、かなり授業料を払っていますね(笑)。
トーレンスとEMTはかなり近い会社だったようです。トーレンスブランドの997なんかも有りましたし・・。
でも、日本の輸入元が作らせると言うのも結構有りましたから、真偽の程は・・・・・?
クラフトのアーム、ワンポイントタイプでしたか?
後期のダブルポイントとかなり音が違います。
ワンポイントは良く言えばゆったりと、悪く言えばぼけた音でした。
カスラ トーレンスとEMT(フランツ)って関係が深かったんですかね?TD‐124なんか中身見ると造りが似ていたような…。トーレンスバージョンのヴアンデンハル針なんて出してましたし。僕はXSD→TSDと買いましたが余りにモッサリした音に閉口しシェルばらしたり(鉛合金のベースに片側支持、もう片方が板バネみたいになってて…苦労してテクニカのシェルに移植。知り合いの大学の研究室に持って行ってNikonの丸窓の拡大鏡使ってコイル減らしとかやってみましたが…16000円のDL‐103に負けてる所も多く使いこなせませんでした。純正アームはさすがに買いませんでしたが、クラフトのS字は試しました。64Sは軽量ウエイトまで買い、ヒボットから1/3にブチルと鉛板を積層したのを巻き付けダンプして使いましたが、相性最悪、ボリューム全閉では針音とアーム、キャビネット他が一緒に鳴り蓄音機のように音が聞けたのを覚えています。
この後、EMTの改造スケルトン チューバフォンとロクサンのやつまで買ってしまいました。
…
無題
ピンキー カスラさんも、かなり授業料を払っていますね(笑)。
トーレンスとEMTはかなり近い会社だったようです。トーレンスブランドの997なんかも有りましたし・・。
でも、日本の輸入元が作らせると言うのも結構有りましたから、真偽の程は・・・・・?
クラフトのアーム、ワンポイントタイプでしたか?
後期のダブルポイントとかなり音が違います。
ワンポイントは良く言えばゆったりと、悪く言えばぼけた音でした。
この記事へのコメント
トーレンスとEMT(フランツ)って関係が深かったんですかね?TD‐124なんか中身見ると造りが似ていたような…。トーレンスバージョンのヴアンデンハル針なんて出してましたし。僕はXSD→TSDと買いましたが余りにモッサリした音に閉口しシェルばらしたり(鉛合金のベースに片側支持、もう片方が板バネみたいになってて…苦労してテクニカのシェルに移植。知り合いの大学の研究室に持って行ってNikonの丸窓の拡大鏡使ってコイル減らしとかやってみましたが…16000円のDL‐103に負けてる所も多く使いこなせませんでした。純正アームはさすがに買いませんでしたが、クラフトのS字は試しました。64Sは軽量ウエイトまで買い、ヒボットから1/3にブチルと鉛板を積層したのを巻き付けダンプして使いましたが、相性最悪、ボリューム全閉では針音とアーム、キャビネット他が一緒に鳴り蓄音機のように音が聞けたのを覚えています。
この後、EMTの改造スケルトン チューバフォンとロクサンのやつまで買ってしまいました。
…
この後、EMTの改造スケルトン チューバフォンとロクサンのやつまで買ってしまいました。
…
カスラさんも、かなり授業料を払っていますね(笑)。
トーレンスとEMTはかなり近い会社だったようです。トーレンスブランドの997なんかも有りましたし・・。
でも、日本の輸入元が作らせると言うのも結構有りましたから、真偽の程は・・・・・?
クラフトのアーム、ワンポイントタイプでしたか?
後期のダブルポイントとかなり音が違います。
ワンポイントは良く言えばゆったりと、悪く言えばぼけた音でした。
トーレンスとEMTはかなり近い会社だったようです。トーレンスブランドの997なんかも有りましたし・・。
でも、日本の輸入元が作らせると言うのも結構有りましたから、真偽の程は・・・・・?
クラフトのアーム、ワンポイントタイプでしたか?
後期のダブルポイントとかなり音が違います。
ワンポイントは良く言えばゆったりと、悪く言えばぼけた音でした。
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