イヤー、このシリーズ。こんなに続くとは・・・・・(汗)。
当初のフライスと旋盤導入の目的は、トーンアームの製作。
この2~3年前から、『僕の装置のグレードの足を引っ張っているのはトーンアーム。』って何時も言っていました。
常連でも首をかしげていたんです。そうかなー?って。
で、アームどころではなく成りました。ターンテーブルがなくちゃ、アームなんてどうでも良い(これで良かったんですが、その時は気付かず)。
僕の鳴らしている所は店頭。つまりこれと同じ物が欲しいと言われた時に、出せる物でなければ駄目なんです。
お客様への見せびらかしは、絶対にやってはいけないんですね。
つまりQRKを使うのはご法度。
新しく作る。簡単に言いますけど、僕の旋盤の腕(高校での実習のみ)なんて大した事ないですし、フライス盤なんて使った事もなかったのですから・・。
バブルがはじけた翌年の7月に、まずフライス盤が見つかりました。
僕のフライスの経験は、親父さんが使っているのを見ていただけです。
今なら笑ってしまいますが、エンドミルで穴を開けるのが出来るのかも知らなかったんです。
早速練習。最初にやったのが、広口スパナの薄型加工。つまり肉を薄くしたんです。
相手は工具鋼。エンドミルの先端から火花が出て36Φのエンドミルがパー。
¥30000以上するんですよね。
練習中に常連が・・。
『流石に昔取った杵柄だね。』
僕が『イエ、生まれて初めてなんです。』
常連さん、口をあんぐり。
で、工作機械。特にフライス盤。エンドミル(切削刃)が新しい加工をする度に、違う寸法の物が必要に。
刃物代の事まで考えていなかったピンキー君。
エ~~~~~~~~(大汗)。
フライスの導入当時、毎月刃物代に15~20万円の出費。
腕が悪いから、一瞬の油断で高価な刃物をパー。
其の瞬間、『今日の稼ぎは消えたなー。』
でも、自腹を切って購入した刃物だから、ミスに真剣に取り組みます。
誰も教えてくれません。親父さんにも聞きに行かなかった。
僕の心得。人に聞いたって何も判らない。失敗の繰り返しが最高の教科書。
うっかり、親指を飛ばしそうに成った事も・・・。
最初に商品化したのは、ヘッドアンプのケース。
初めての作品。あまりにも意気込んで、フロントパネルを20mm厚。それ以外も10mm厚。
図面を引いて、1日に三台分出来るな。なんて思ったら、実際には3日に1台。
初めての見込みなんてこんなもの。
立ちっ放しなので、足は丈夫に成ったけど・・・。
兎に角、前後判らないでのフライス作業出発だったのです。
続く
当初のフライスと旋盤導入の目的は、トーンアームの製作。
この2~3年前から、『僕の装置のグレードの足を引っ張っているのはトーンアーム。』って何時も言っていました。
常連でも首をかしげていたんです。そうかなー?って。
で、アームどころではなく成りました。ターンテーブルがなくちゃ、アームなんてどうでも良い(これで良かったんですが、その時は気付かず)。
僕の鳴らしている所は店頭。つまりこれと同じ物が欲しいと言われた時に、出せる物でなければ駄目なんです。
お客様への見せびらかしは、絶対にやってはいけないんですね。
つまりQRKを使うのはご法度。
新しく作る。簡単に言いますけど、僕の旋盤の腕(高校での実習のみ)なんて大した事ないですし、フライス盤なんて使った事もなかったのですから・・。
バブルがはじけた翌年の7月に、まずフライス盤が見つかりました。
僕のフライスの経験は、親父さんが使っているのを見ていただけです。
今なら笑ってしまいますが、エンドミルで穴を開けるのが出来るのかも知らなかったんです。
早速練習。最初にやったのが、広口スパナの薄型加工。つまり肉を薄くしたんです。
相手は工具鋼。エンドミルの先端から火花が出て36Φのエンドミルがパー。
¥30000以上するんですよね。
練習中に常連が・・。
『流石に昔取った杵柄だね。』
僕が『イエ、生まれて初めてなんです。』
常連さん、口をあんぐり。
で、工作機械。特にフライス盤。エンドミル(切削刃)が新しい加工をする度に、違う寸法の物が必要に。
刃物代の事まで考えていなかったピンキー君。
エ~~~~~~~~(大汗)。
フライスの導入当時、毎月刃物代に15~20万円の出費。
腕が悪いから、一瞬の油断で高価な刃物をパー。
其の瞬間、『今日の稼ぎは消えたなー。』
でも、自腹を切って購入した刃物だから、ミスに真剣に取り組みます。
誰も教えてくれません。親父さんにも聞きに行かなかった。
僕の心得。人に聞いたって何も判らない。失敗の繰り返しが最高の教科書。
うっかり、親指を飛ばしそうに成った事も・・・。
最初に商品化したのは、ヘッドアンプのケース。
初めての作品。あまりにも意気込んで、フロントパネルを20mm厚。それ以外も10mm厚。
図面を引いて、1日に三台分出来るな。なんて思ったら、実際には3日に1台。
初めての見込みなんてこんなもの。
立ちっ放しなので、足は丈夫に成ったけど・・・。
兎に角、前後判らないでのフライス作業出発だったのです。
続く
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック