再びバラされたモーター。
二日目から異音が出て来たのです。
略、原因は判っています。其れの確認の分解です。
このモーターのベアリング。インナーはシャフトに圧入ですが、アウターは・・・・・・・。
ケースに対してスルリと入ります。
つまりケースとベアリングの固定は甘い状態。
其れを誤魔化す為に板バネでベアリングを片側に押しつけて、アウターを回らなくしているのですね。
兎に角最近の日本の製品。コストダウンには無茶苦茶熱心なのですが、基本性能を上げる事には無頓着。
今回、ベアリングを押している板バネを入れないで、代わりにゴムで圧力を加えていたのです。
このゴムが段々へたり、ベアリングのアウターが回ってしまったのです。
なんで、こんな構造で作ってしまったんだろう?
静かなシンクロナスモーター、作らないと駄目かな?
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