上の回路。ヘッドアンプの略全回路。正しくは、アンプ側にリップルフィルターがもう1段入るんだけど、省略。
初公開です(笑)。判っている方なら『バカヤロー、こんなの見なくたって判ってら。』
本当に基本回路。見たって何も判らない。逆を言えば『こんなに単純だったのか。』
こんな回路じゃ、ネタも何も無いよねー。と思ったら大間違い。
ヒーター整流後のリップルフィルター。赤の矢印の抵抗です。
増幅段に使っている真空管ECC82(12AU7)。ポピュラーな真空管です。
基本的に珍しい球は使いません。目茶長寿命の僕のアンプ。アフターで真空管に困らない様にしたいのですね。
最近は手持ちの珍しい真空管。どんどん処分しています(笑)。
で、その82のヒーターは、流石にヘッドアンプですから、直流点火をしたいですよね(NF型イコライザーでしたら、AC点火で平気です。勿論ノウハウは有りますが)。
流石に、此処は真空管整流とは行かずに、ブリッジダイオードで両波整流です。シリコンならコンデンサーインプットでも大丈夫。
で・・・・・・・・・。
その後のリップルフィルターの抵抗に、何を使うかで音が変わるんですね。それも僅かではなくかなり・・・・。
信号回路に使った時と、同じ音色に成ります。
初めて経験した時は、僕も口をあんぐり。
何人もの方で実験。皆同じ結果。
『82って直熱管だったんだね。』が当時流行のジョークでした。
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