オイオイ。遂にオーディオのブログにもバイクが登場かい?
イエイエ。間違いではないんです。
明日からの出張の準備。遠距離ですので忘れ物が有ったら大変。
と言う事で、今日は殆どその準備に費やす予定。
バイクで済む用事。
スピーカーのインピーダンス測定です。
数日前にアップしましたよね。4ウェイシステムのネットワークを受注したと。
基本的にメーカー製のシステムですから、メーカーの発表データーで製作する事は可能です。
でも、それは単に音が出たレベル。そのシステムの能力を本当に発揮させたか、と言われれば50%も出せたかどうか・・・?
ネットワークの定数の計算式に、必ず出るのがユニットのインピーダンス。
まあ、嘘つきとは言いませんが、実測した事有ります?
よくもまあこんな値で8Ωなんて言ってくれるよね。なんてのがゴロゴロ。特に海外製品は酷い。
大体インピーダンスなんて、周波数で面白いほど変わる。
一番問題な、クロス周波数でのインピーダンス測定は必須。
更に、メーカー指定のクロス周波数も守りません(笑)。
各ユニットにサインウェーブを入れて、スイープします。
そうすると、各ユニットが『この周波数は入れちゃイヤ。』って言い出すんですね。
この辺は長年の慣れですね。初めて聞いても判らないと思います。
各ユニットが『入れても良いよ。』と言った周波数を分配するのです。
此処で問題。入れても良いよ。と言った部分が各ユニットでオーバーラップしてくれれば、話は簡単なんですが、オーバーラップしない場合が殆ど。
この場合は、低域側のユニットに頑張ってもらいます。
明日測る4ウェイ。ミッドバスがウーハーの影響を受けない様に、エンクロージャーの内部で小部屋に仕切って有ります。
この小部屋が小さい。ウーハーとミッドバスのクロスはメーカー指定よりも上げる様かも・・・。
更にドライバー。ホーンが小型なのに、結構下迄使っている。この辺も要チェック。
メーカー製のシステムを、僕が弄くってどこまで行くか?
結構楽しい仕事では有るんですね。
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