平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今朝は4:00から行動開始。
図面の修正をしてから、プレハブへ・・。

日が上がる前に終えたい(8:00過ぎたら命が危険、笑)。



ドライブアンプのシャシの一部。これはアルマイトを掛けないで済むので、最後に回したのですね。
明日、アルマイトが上がって来ますから、それ迄に完成していないと拙い。

2時間弱の作業で完成。

何処に使うのか判りますか?
最近の僕の作るシャシ、結構拘っています。

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昨日の頑張りで、ドライブアンプのシャシ完成(切削だけですけどね)。

当初の予定。
今年は梅雨が長引きそうだ。フライス仕事はプレハブの中。梅雨が明けたらとんでもなく暑い。
梅雨が明ける前に、フライス仕事を完成させよう。

その後の配線は涼しい母屋の中。

で、チョイ予定が狂った。
ドライブアンプの前に取り掛かったコア入りコイルの製作。
最初は2個の注文だったんだけど、巻き上がる寸前にもう2個追加の電話。
正直きついんですよ。コアを削るにはコイルを撒く状態から旋盤のセッティングのし直しなんです。

まあ、仕方ないか・・・。

で、2個追加。

此れで作業が遅れた。
梅雨明け迄にシャシ切削を終えたい。

昨日梅雨明け宣言。
シャシも切削完了宣言(笑)。

最後の仕上げのヘアーラインも入れ終わりました。

これからアルマイト屋さんです。

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今日は9:00前にプレハブ入り。
本当はもっと早く入りたかったんだけど、昨日の疲れが・・(孫孝行、汗)。

で、室温を見ると31℃。此の時間にかよ・・。
頑張ってシャシ製作の続きに掛かったんだけど、1時間持たない。
汗びっしょりで母屋へ。
そろそろアルマイト屋さんへ出さないと、向こうが夏休みに入ってしまう。

今日中に何とか・・・・・・・。




アルマイト屋さんの夏休みを知りたいので、HPを検索。
で、驚いた。僕のギターアンプシャシのアルマイトを引き取った日から丁度一ヵ月後。
火災発生。それから一ヶ月近く休業。今月中旬に作業再開。
やばいぞ、早く持って行かないと、夏休み(8月10~18日)に入ってしまう。

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一晩掛けて頭脳をリセット。
もう一度、図面を片手に穴の位置とサイズを確認。

ジックリと見ます。フライスから外してから気付いたらオーマイゴット。
何度も確認してフライスから外します。

此れで完成・・・。
じゃ無いんですね。

端面の切削。沢山の穴開け。
全ての角にバリが出ています。此の侭使用したら手は傷だらけ。

全ての穴の淵と端面の角のバリを処理します。

処理が終わったら、付着している切削油の排除。
僕の使っている切削油。高性能なんですが、其の為に塩素系の添加剤が入っているんですね。
長時間放置しますとアルミ表面が腐食します。

此処で、パーツクリーナーをタップリと使い脱脂。

どんな仕事もそうですね。知らない方が思うよりも、タップリと手間が掛かっているのです。




バリを放置しますと手の怪我だけでなく、長期の使用で問題が出ます。
ビスを通す穴。バリが有るとねじの締め付けがシッカリとできませんし、時間が経つとバリがつぶれます。つぶれた分ねじが緩む。
バリ処理は確実にしないと、機械の信頼性に問題が起こります。

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昨日は発注したアルミ材の購入。
購入先まで40km強(笑)。

行きは高速を使い、帰りは生活用品の(あ、勿論アルコールも含む、笑)買出しなんかをします。
なにしろ、一番利用しているスーパーまで20kmを超えるんです。

何かの用事で出かける時は、他の用事も同時にこなす。
田舎暮らしの必須条件。

そんな訳で、昨日は出かけだけで1日が終わり、走行距離は100km。
でも、今月はまだ一度もガス補給無し(先月30日の給油が最後)。
まだ3/4近く残っている。
地球に優しい車利用です。

で、昨日購入して来たアルミ材。



5052です。この様な感じでPPバンドで固定されています。
定尺は1000×2000。
専用の切断機が無いと、欲しい寸法を切り出すのは無理。

そんな訳で、材料屋さんに欲しい寸法をFAXで送り、取りに行く日迄に切り出して貰うのです。



PPバンドを外して、材料を確認(以前間違った寸法で慌てた事が有りましたから、笑)。
今回はバッチリ(過去20年以上の付き合いで、間違えられたのは2回ですので・・)。
サイズは、大きな板が5×450×320+。次の板が10×450×80+。更に10×300×80+。10×110×80+。
全て2枚ずつ。最初の数字は板厚。この世界での注文の仕方は最初に板厚を記入。その後に切り出すサイズを書きます。



この材料の切断面。
高速回転する丸鋸で切断するのですから、切断面は無茶汚いのです。

この面を、僕がフライス盤で綺麗に仕上げます。
其の為に、全ての切り出しサイズが+なんですね。
厳密に言うと、直角も出ていません。

僕の作るシャシは、直角が正確に出ていないと商品に成りません。
で、外注に出すとこの辺が・・・・・(出せる工場は値段も高い)。
しかも1個物ですから自分で作らないと無理なのです。

仕上げ後の寸法誤差も1/100mm台です(3/100以下に収まっています)。

あ、この精度。自慢出来る精度では有りません。僕の持っている機械で、普通の加工では此れが限界なのです(もっと詰めろと言われたらやりますけど、価格はとんでもなくなるので・・)



以前、ある会社の社長さん。僕の作るシャシが気に入った。値段で折り合いが付かず、ご自身の知り合いの工場へ発注。
出来上がったシャシ。組み合わせ目から光が漏れると言う・・・・・(笑)。

一般の方は知らないと思いますが、精度を一桁上げるとコストは無茶上がります。
ナニナニの新素材を採用。なんて、精度を上げるコストと比べたらどうでも良い範囲です。
でもキャッチフレーズには、新素材の方が受けが良く、精度を高めましたなんて相手にされない(玄人には理解されます)。
で、世の中。玄人と素人の人口の差・・。
判りますよね。玄人なんてホンの一握り。で大量に売ろうとしたら素人を相手にする。
結果、素人受けのセールストーク。

そんな機械が嫌いなので・・・・・・。

あ、ネットで知ったかぶりの人達も、玄人とは程遠いかと・・・。

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作図は殆ど終わっているんですけど、即シャシの切削に入れるか?
もうチョイ準備が必要だよね。



元図はA2で描かれているんですけど、僕の使っているスキャナーはA3。
A2は、高くて買えません。

そんな訳でA3で半分ずつスキャン。

A3二枚に印刷して、テープでくっつけるのです。
元図を使って切削をしますと、元図が油だらけに成るんですね。
元図は非常に大切です。
スキャンしたら丁寧に仕舞ってしまいます。

でも最近のスキャナーって凄いですよね。
スキャンした図面を印刷。其処へ定規を当てても、寸法狂いは略ゼロ。
逆に元図か、印刷した図面か判らなくなる時も・・・。
そんな時は消しゴムで線が消えるかどうか?

元図は鉛筆ですから消えますけど、印刷図面は消えません。
此れが全て終わったらギターに掛かります(笑)。



昨夜のアメプロの若干の不満。
恥ずかしいですけど僕のミス。
内部配線をし直したのを忘れて、モノラルのシールドでアンプと繋いじゃったんです。
それに気付いて、2芯シールドへ交換。

ハハ・・・・・・・・・(大汗)。

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数日前から掛かっている、新型ドライブアンプのシャシ設計。
ヤット天板が完成しました(パチパチパチ)。

完全に(電源を含めて)2ch独立。

で、最初に片chの作図。
それが出来たら、反対chも同じ物を書けば良いんだから簡単。

って思っていませんか?

此れが甘い。

トランスの端子が左右対称の物が有れば簡単。
トランスの端子は片側に寄っている(左右非対称)。

そう、どちらのchも理想的な配線の引き回しをしたいのなら、トランスの配置を変えないとダメなんですね。

こうしないと、両chが電気的に揃いません。

まあ、本当に重箱の隅を突く話です。

でも、此処へ引っ越して来てから作ったアンプ。八王子時代と何も変わっていません(パーツ、回路)。
変わったのは、重箱の隅を突く配線。

まさか・・・・・・・・。


パーツの音をアーダコーダ言うのは、完全な配線が出来てから。
配線引き回しの不備と逆方向の音色を持ったパーツの出会い。
もの凄くヤバイ。って気付いています?

パーツの音色をやたらアップするブログを見るのは止めましょう(笑)。
音の前にチェックしないといけない事が沢山有るのです。

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大物部品の配置が略決まり、実際の配置を考えます。
つまり配線の引き回しとラグの配置。

最初はA3の方眼紙で足りると思っていたのは甘かった。



A2の方眼紙に、実際のシャシサイズの線を引き、具体的に(実践的に)配置を決めます。
チョークが裏返しに置いて有るのに気付かれたと思います。
シャシを上から見た図面ですので、チョークはこの向きに取り付くのですね。
端子は片側に寄っていますので、向きも確認しないと、無駄な長さの配線に成ってしまうのです。



ラグ板も具体的に設置。僅かな違いでのゴチンコを避けたいのです(ギターアンプではやってしまいましたけどね、笑)。

何処の配線も、短い方が良い。と言って全ての配線を短くするのは無理。
短くしないと拙い場所と、少々長くても平気な所を考えます。

この配置で、アンプの性能は略決まってしまう、大事な作業です。


一概には言えませんが、インピーダンスの高い所は極力短く。低い所は少々伸ばしても・・。
と言うのが基本です。

勿論、シールド線はゼロ。

オット、今回は一箇所使います。此処は音には関係が無いので・・・。
具体的には組立作業中にアップします。

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