全ての動作チェックが完了。
自作や改造をする方で、測定もしないで即装置に繋いで音質チェック。
僕には怖くて出来ません。そんなに自信家では有りません。メクラ蛇に怖じず。と思っています。
まあ簡単に言っちゃうと、アンプを舐めんなよー(笑)。
散々アンプを作った僕でも、最初の電源ONは緊張するのです。僕がミスらないとしても此れだけ沢山のパーツを使っているのです。全てが良品の保障なんて絶対に無いのですから。
不良パーツが入っているのに気付かず音質チェックなんて、かなり拙いですよね。
まず、整流管を挿さず、電源をON。セレクターに合わせてインジケーターが切り替わるか。
ヒーター電圧は正常に出ているかのチェックです。
此れがOKで初めて整流管を挿し電源ON。
これからはスピード勝負。全ての真空管に正常電流値が流れているかのチェックです。
電圧チェックはしません。電流値が正常なら電圧は正常です。
電流値のチェックにはカソードのバイアス電圧を測りますから、まあ電圧とも言えるんですけど・・・。
この時、電圧チェック前にカソード抵抗値の測定。こいつが狂っていたら何を測っているか判らなく成りますから。
8本の真空管の電流値を素早く測ります。ぐずぐずしていると異常電流が流れている真空管が有ったらやばいんです。
慣れていますが緊張します。緊張しない人は怖さを知らない。
電流値が全てOK。
この状態で30分くらい通電。
もう一度測定です。不良抵抗が入っていると電流値に変動が出易いんですね(真空管の不良も)。
ここでヤット信号を入力。
まずラインに500mVのサインウェーブ。
出力の信号レベルを左右同時に見ます(2現象のオシロが必要)。
左右のレベル、波形を比べます。
今回のVR。何処でもピッタリ。此処まで合っていると凄いなー。
4回路入力が有りますので、全ての入力をチェック。配線ミスを確かめるのです。
同じテストをフォノでも。
フォノはイコライザーが入っているので、信号周波数をスィープして左右のチェック。
最近のCRは素晴らしい。左右の誤差が丸っ切り有りません。
オシロで左右を重ねるとピタリと合わさります。
ヤット、一安心。この状態で1時間通電。
1時間後に同じテストをしてテスト完了。
内部の配線をバインディングして完成。
今夜のお酒は旨いかな(笑)。
軽く追記を・・。
今回の左右の揃っている事。真空管にはふれなかった。って感じました?
此れに気付いた方、凄いです。
僕に言わせると、過去のアンプの真空管動作点。なんでこんなにクリティカルのポイントで動作させてるの?
クリティカルポイントで動作させるから、ゲインも上下し易い。
もっとブロードの動作ポイントを選べば、ゲイン差は出難い。
実際に僕のプリアンプが出来上がった時に、真空管の選別は一切無いのです。
黙ってECC82を8本挿せば其れだけでOK。
真空管の動作ポイント。もっと勉強すべき(机上ではなく、実践で)と思っています。
真空管のデーターブックで動作点を決めているのはマダマダなんですね。
自作や改造をする方で、測定もしないで即装置に繋いで音質チェック。
僕には怖くて出来ません。そんなに自信家では有りません。メクラ蛇に怖じず。と思っています。
まあ簡単に言っちゃうと、アンプを舐めんなよー(笑)。
散々アンプを作った僕でも、最初の電源ONは緊張するのです。僕がミスらないとしても此れだけ沢山のパーツを使っているのです。全てが良品の保障なんて絶対に無いのですから。
不良パーツが入っているのに気付かず音質チェックなんて、かなり拙いですよね。
まず、整流管を挿さず、電源をON。セレクターに合わせてインジケーターが切り替わるか。
ヒーター電圧は正常に出ているかのチェックです。
此れがOKで初めて整流管を挿し電源ON。
これからはスピード勝負。全ての真空管に正常電流値が流れているかのチェックです。
電圧チェックはしません。電流値が正常なら電圧は正常です。
電流値のチェックにはカソードのバイアス電圧を測りますから、まあ電圧とも言えるんですけど・・・。
この時、電圧チェック前にカソード抵抗値の測定。こいつが狂っていたら何を測っているか判らなく成りますから。
8本の真空管の電流値を素早く測ります。ぐずぐずしていると異常電流が流れている真空管が有ったらやばいんです。
慣れていますが緊張します。緊張しない人は怖さを知らない。
電流値が全てOK。
この状態で30分くらい通電。
もう一度測定です。不良抵抗が入っていると電流値に変動が出易いんですね(真空管の不良も)。
ここでヤット信号を入力。
まずラインに500mVのサインウェーブ。
出力の信号レベルを左右同時に見ます(2現象のオシロが必要)。
左右のレベル、波形を比べます。
今回のVR。何処でもピッタリ。此処まで合っていると凄いなー。
4回路入力が有りますので、全ての入力をチェック。配線ミスを確かめるのです。
同じテストをフォノでも。
フォノはイコライザーが入っているので、信号周波数をスィープして左右のチェック。
最近のCRは素晴らしい。左右の誤差が丸っ切り有りません。
オシロで左右を重ねるとピタリと合わさります。
ヤット、一安心。この状態で1時間通電。
1時間後に同じテストをしてテスト完了。
内部の配線をバインディングして完成。
今夜のお酒は旨いかな(笑)。
軽く追記を・・。
今回の左右の揃っている事。真空管にはふれなかった。って感じました?
此れに気付いた方、凄いです。
僕に言わせると、過去のアンプの真空管動作点。なんでこんなにクリティカルのポイントで動作させてるの?
クリティカルポイントで動作させるから、ゲインも上下し易い。
もっとブロードの動作ポイントを選べば、ゲイン差は出難い。
実際に僕のプリアンプが出来上がった時に、真空管の選別は一切無いのです。
黙ってECC82を8本挿せば其れだけでOK。
真空管の動作ポイント。もっと勉強すべき(机上ではなく、実践で)と思っています。
真空管のデーターブックで動作点を決めているのはマダマダなんですね。
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