トンでもない勢いで作り上げたドライブアンプ改のバッファアンプ。
ドライブアンプに関しては此処に載せています。
http://hayashilab.syuriken.jp/audoraibu01.htm
今までは直熱管でμが8。結果二段増幅に成りました。
此処へ引っ越してからはバッファアンプとして使われ、一段増幅に改造。
で、今回の球の交換に成ったのです。
元々二段増幅前提のシャシ設計ですから信号回路に使う真空管は二本使えます。
今回の球(ECC99)はμが高いので一段でも充分過ぎ、OPTで減圧しますので出力インピーダンスは凄く下がるのを想像できます。
このインピーダンスの件ですが、一般のトランスは二次インピーダンスが書いてあり、600Ωに成っていれば、出力インピーダンスは600Ωって思っちゃいますよね。
此れが色々と問題が合って、この部分を書き出すととんでもなく長くなるので別の機会に書きます。
僕の使うトランスはメーカーがこの辺を良く判っていて、インピーダンスの表示が有りません。トランスのインピーダンスなんて使い方で無茶苦茶変わるものなんです。
話が飛んじゃいました。
つまり今までは二段増幅前提の設計。今回は球のμが大きいので一段で充分。
と言う事はもう1ch増やしてステレオに出来る。
2chなら逆相ドライブ。
と言うふうに頭の中でドンドン膨らんだのです。
今回球の交換、なんて簡単に書いていますが、内容は大変。
まずヒーター電流が違う。電圧は同じで良いのだけれど直流点火なので電流値が変わればおのずと電圧も・・・。
此処の部分の調整。
B回路の電圧、電流も違う。第一初めての球、何ミリ流せば良いのよ?
此処に流れる最大信号レベルを計算して、バイアスを決める。
で、球のデーター図から使うポイントを決め、プレート電圧を決めて・・・・・・・・。
勿論球が違うのですからOPTも交換です。
この球の動作点に合うトランスを選定。
まあ、そんな訳ですから一台目の改造は時間が掛かりました。電卓と首っ引き。
でも、自慢しちゃうのは計算値で組んで、動作させたら狙いにピッタンコ。プレート電流が計算では12ミリ(狙った値)だったのが12,8ミリに成っただけ。
ヒーターは予想通り高めの電圧に成ったので、抵抗を噛ませて調整。
つまり組み上げてから調整したのはヒーター電圧だけで・・・・・・・。
二台目の組み立ては早いです。何も考えずに一台目のコピーで済むのですから。
で、出来上がったアンプの音質。
僕の好きなアンプ。音楽家の言いたい事を其の侭再生する。アンプは自己主張を絶対にしない事。黒子に徹する。
一言で言うと、電気臭さが消えました。アコースティックの音です。
CDも勿論良く成ったのですが、アナログの鳴り方は絶品。人の声が良い。マイクを通さない声。
戻れないですね。以前から感じていたのですが、直熱管独特のカラーが演奏家の表現の邪魔をしていたと言うのを感じさせてくれました。
で、此れからが大事。
試聴結果は僕の所での結果。
他の所では・・・・・・・・・。
つまり雑誌での試聴記や試聴会での結果って結局何も判らないんです。ご自分のところで実際に実験して見なくては。
人まねでは良い音を手に入れるのは難しいのです。
で、僕は自分の装置を色々なお客様の所へ持ち込んで確認しているのです。
其れをしなければ人様に渡してお金を貰うなんて出来ません。
ドライブアンプに関しては此処に載せています。
http://hayashilab.syuriken.jp/audoraibu01.htm
今までは直熱管でμが8。結果二段増幅に成りました。
此処へ引っ越してからはバッファアンプとして使われ、一段増幅に改造。
で、今回の球の交換に成ったのです。
元々二段増幅前提のシャシ設計ですから信号回路に使う真空管は二本使えます。
今回の球(ECC99)はμが高いので一段でも充分過ぎ、OPTで減圧しますので出力インピーダンスは凄く下がるのを想像できます。
このインピーダンスの件ですが、一般のトランスは二次インピーダンスが書いてあり、600Ωに成っていれば、出力インピーダンスは600Ωって思っちゃいますよね。
此れが色々と問題が合って、この部分を書き出すととんでもなく長くなるので別の機会に書きます。
僕の使うトランスはメーカーがこの辺を良く判っていて、インピーダンスの表示が有りません。トランスのインピーダンスなんて使い方で無茶苦茶変わるものなんです。
話が飛んじゃいました。
つまり今までは二段増幅前提の設計。今回は球のμが大きいので一段で充分。
と言う事はもう1ch増やしてステレオに出来る。
2chなら逆相ドライブ。
と言うふうに頭の中でドンドン膨らんだのです。
今回球の交換、なんて簡単に書いていますが、内容は大変。
まずヒーター電流が違う。電圧は同じで良いのだけれど直流点火なので電流値が変わればおのずと電圧も・・・。
此処の部分の調整。
B回路の電圧、電流も違う。第一初めての球、何ミリ流せば良いのよ?
此処に流れる最大信号レベルを計算して、バイアスを決める。
で、球のデーター図から使うポイントを決め、プレート電圧を決めて・・・・・・・・。
勿論球が違うのですからOPTも交換です。
この球の動作点に合うトランスを選定。
まあ、そんな訳ですから一台目の改造は時間が掛かりました。電卓と首っ引き。
でも、自慢しちゃうのは計算値で組んで、動作させたら狙いにピッタンコ。プレート電流が計算では12ミリ(狙った値)だったのが12,8ミリに成っただけ。
ヒーターは予想通り高めの電圧に成ったので、抵抗を噛ませて調整。
つまり組み上げてから調整したのはヒーター電圧だけで・・・・・・・。
二台目の組み立ては早いです。何も考えずに一台目のコピーで済むのですから。
で、出来上がったアンプの音質。
僕の好きなアンプ。音楽家の言いたい事を其の侭再生する。アンプは自己主張を絶対にしない事。黒子に徹する。
一言で言うと、電気臭さが消えました。アコースティックの音です。
CDも勿論良く成ったのですが、アナログの鳴り方は絶品。人の声が良い。マイクを通さない声。
戻れないですね。以前から感じていたのですが、直熱管独特のカラーが演奏家の表現の邪魔をしていたと言うのを感じさせてくれました。
で、此れからが大事。
試聴結果は僕の所での結果。
他の所では・・・・・・・・・。
つまり雑誌での試聴記や試聴会での結果って結局何も判らないんです。ご自分のところで実際に実験して見なくては。
人まねでは良い音を手に入れるのは難しいのです。
で、僕は自分の装置を色々なお客様の所へ持ち込んで確認しているのです。
其れをしなければ人様に渡してお金を貰うなんて出来ません。
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