平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
ギヤボックスのモーターを換えて(低出力に)低振動への目標は達成(勿論此れで終わらせるピンキー君ではない)。

シンクロナスモーター。電源周波数にロックして周辺の変動に対しても同じ回転数を維持。
まあ、理想的なモーターです。
で、一番の問題(他のモーターでも同じですけどね)。モーター出力以上の負荷変動には対処出来ない(当たり前過ぎて・・)。

今回チョイスしたモーター。夏場のチョイスでした。
ハハ、此れで判らなかったらこれ以上読むのは止めましょう。

シンクロナスモーター。電源周波数にロックされて廻ります。つまり電圧変動には関係ないんですね。
で、僕は昔から(ホント、昔と言える時代から言ってますので)シンクロナスモーターを使っているターンテーブルにスライダックを使って電圧を下げるのを薦めていたんですね。
回転を維持出来るギリギリまで電圧を下げますと間違いなく振動が減ってS/N比が良くなるんです。
QRK時代に散々薦めました。

さて今度のギヤボックスに使ったモーター。



夏場でも100Vから下げられないんです(下げると回転が落ちる)。ギリギリの出力。

今夜はチョイ気温が下がりました。
レコードタイムの間、回転不調が・・・・・。

こんな実験を繰り返しての製品化を考えています。
世の大メーカーのリコールを聞きますと甘いんじゃないって・・・・。




あ、先日のギヤボックス改造のお客様。
大丈夫です。その辺を見込んで一回り大きなモーターで出しました。
お客様の普段の使い方も判っていましたので迷いは無かったんですね。
大量生産とワンオフの違いがこんな所にも出るのです。

生産者と使う人との繋がり、本当に大事です。

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