20年以上前に作ったアンプが持ち込まれました。
一般常識でしたら故障で修理と成るのでしょうが、我がガレージ製のアンプは中々壊れません。
新しいアンプを買ってもらうのには、非常にまずい状態(汗)。
正常動作をしているのに、持ち込まれてしまった。理由は改造。
単純な回路でシンプルな動作をさせているのが、僕のアンプの特徴。結果、後々のノウハウを注入する改造がし放題。
今回の改造はOPTの交換(良質な物が見つかった為)と普通のパワーアンプをドライブアンプ対応への改造です。
ドライブアンプの出力は600Ω。このアンプの入力にも対応するトランスを付けます。
で、写真に見える小型のトランス2個がその入力トランスです。
丸で囲んで有る配線が、入力線。
よく写真を見て下さい。ホットとコールドが逆に配線されています。
一般常識でしたら僕のポカミス。
此処の愛読者の方ならハ、ハーーーン。
ステレオアンプの場合、左右の信号が、同相成分の方が多いので、電源をゆすぶるのは左右同時。
其れならば、片方のchを逆相で動作をさせれば、電源への影響ははるかに少なくなる。
入出力にトランスの入っているアンプなら、位相をひっくり返すのは簡単(トランスによっては難しい)。
と言う事で、入力で逆相にし、OPTの後でもう一度逆相にし、元に戻す。
結果、外見は左右同相の普通のパワーアンプ。
さてさて結果は・・・・・・。
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