先日発注したモーターが入荷。
左の小さい方が従来のモーター。右の大きい方が今回入荷したもの。
どちらも、シンクロナスモーターです。
シンクロナスモーターの特徴は、電源周波数に同期して回るので、電圧が変わっても回転数は変わりません。
つまり、大型モーター(質量が大きい)の電圧を絞って、トルクは従来のモーター並みに落とします。
結果、質量の大きな分、振動が抑えられるとの考えです。
モーターの回転数は、50Hzで1500rpm。331/3に減速するには1/45にするようです。
今迄は、糸だけで減速していましたが、今回は一段減速後に糸でドライブです。
減速ギヤ。ウォームです。ウォームでは減速比が大き過ぎるのが問題ですが、ウォームが2枚歯に成っていて、減速比1/10を見つけました。
此れですと、駆動側のプーリー径は60mm強で作れます。
プーリーが大きいとスリップが少なくなり、音の立ち上がり、エネルギー感をシッカリと再現します。
ウォームギヤをチョイスした一番の理由は、騒音が少ない事。
其れともう1つ。実は此れが狙い。
ウォームギヤは動力の伝達が、一方通行。つまりターンテーブル側の負荷変動がモーターに伝わりにくいのです。
さて、今の仕事が終わったら、早速図面の作成。
その後、試作です。
まだ必要なパーツ全ては揃っていませんし、軸受け部の材質は何が良いかも判っていません。
ベアリングはNG。メタル軸受けの予定です。
オイルシールも用意しなければいけません。
試作って一種のギャンブル。パチンコや競馬よりはるかに面白いです(笑)。
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