平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
ギターの音を判別するのに倍音と言う言葉を可也使っているって気付いて・・・。
あ、今更って思った方は読まないで大丈夫です。
でも、楽器の音色を言うのに、倍音って凄く重要と思っていますので・・・。

基本、ラの音は440ヘルツです。
色々な楽器でラの音を出しましょう。

なぜ、違う音色になるのでしょう・・・・?

この答えが倍音。
楽器(振動体)って基本周波数(440ヘルツ)で振動するのですが、其の倍数の振動もするんですね。此れが倍音。
で、この倍音の出方が楽器によって全然違うのです。
結果、含まれる倍音の成分によって楽器の音色が決まります。
同じラを出してもギターとピアノの音の違いは倍音成分の違いからなのです。

倍音(440ヘルツに対して2倍、4倍、8倍・・・・・)。
この倍音の出方が(倍音の出方に強弱がある)楽器の固有の音を決めています。
ラの440ヘルツの音しか出せないのなら、違う楽器でも同じ音に成ります。

此処迄書くと、僕が倍音に拘る理由が理解出来ると思います。安物ギターと其れ成りのギターの音色の差。基本周波数は変わりません(ラなら440ヘルツ)。なのに音が違う。
倍音成分の違いなのです。
逆を言うと、倍音をキッチリと出せないギターアンプならギターは何でも良いって成っちゃうんですね(で、ギターアンプでも高域特性が重要なのです。もちスピーカー込み)。




この先、良いギターとダメなギターの差も、書きたいと思います。

更に突っ込んじゃうと、倍音にも奇数倍(3倍、5倍・・・)と偶数倍(2倍、4倍・・・)と有ります。人間の耳には偶数倍は気持ちよく、奇数倍には違和感を覚えるそうです。
その辺も3極管と5極管の違いなんですけどね・・。

オオット、重要な追記。倍音には2倍4倍・・・だけではなく、1/2、1/4・・・も出ますので・・・。
で、低域も重要。

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