今回設計しなおしに成ったヘッドアンプ。
回路的には十分に練って有りますので、変更は有りません。
トランスのシールドケースの変更と、入力インピーダンスを外部から簡単に変更出来るようにします。
一番の問題点はシールドケース。
僕愛用のトランスは、ケースに入っていません。プリアンプの信号レベルなら、この侭で問題無いのですが、ヘッドアンプの信号レベルに成りますと、外部からの磁気でハムを引いてしまいます。
散々、シールドケースを作ってくれる所を探したのですが、僕の様な少量生産では受け付けてくれません。
今までは、写真左のパーマロイ板を巻きつけていました(写真では1枚ですが実際には交差する形で二枚巻いています)。
もっとシールドの性能を上げたい。
付き合いの有る会社の社長さんから面白い素材を貸してもらいました。
ニッケルの網です。網と言っても物凄く細かく、磁気シールド用の素材と言う事ですので期待は大。
それに伴って、内部配置も変更します。
アンプの性能はシャシで決まります。この意味が判らない方は経験不足。
シャシの部品配置で、作った人の腕はミエミエ。
さて、自分のヘッドアンプを凌駕するヘッドアンプ。
僕のも作り直しに成るかな?
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック