写真でお判りですね。
ヘッドアンプ、完成しました。
完成して各部の電圧測定。
全て計算通り。
普通のアンプなら此処でオシロを繋いで波形の観測。
ノイズ成分もこの時に大体判ります。
で、ヘッドアンプ。扱う信号レベルが低過ぎ、オシロで測定不能。
オシロで見えないノイズも、装置に繋ぐと出て来てしまう、超低レベル信号なのです。
ミリボルトではなくマイクロボルトの世界。
プリアンプに繋ぎ、電源オン。温まるのを待って、プリのボリュームをジワジワ上げる。
ヘッドアンプの完成チェックで、一番心臓に良くない時間です。
今回はシールドケースも材料の変更。実はアースラインも一部変更。
電源トランスも初めて使う物。
色々と心配事の多いアンプだったのです。
ボリュームを上げるとサーと言う真空管のノイズだけ。
ハムは丸っ切り有りません。真空管もノンシールド。内部配線にシールド線ゼロ。更にノンNF。
ハムにとって、こんなに好都合のアンプは有りません。
でも、ハムゼロ。
第一関門突破。
レコードに針を乗せ、音出し。
ハハハ。Oさん。僕用にもう一台作るまで納品待ってもらえませんか・・・(汗)。
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