ネットワークの回路を書き、取り敢えずの計算です。
もっとも、電源を弄ると変わってしまう可能性が有るので今一気合が入りません。
他の仕事も有るのですが、持病の腱鞘炎が再発。
無理をすると長引くのは過去の経験で嫌と言う程判っていますので、計算で時間つぶし。
ネットワークを作っていて一番問題になるのが、コンデンサーの容量。
計算値とピッタシカンカンの容量なんて市販されていません。
色々パラって作ると、とんでもない数に成ったりして・・・・・・。
コイルは解けば自由な容量を作れます。
こんな時はコンデンサー容量を優先して、クロス周波数を微妙に変えます。
6kHzでクロスの設計をしたら1.9μが必要に成りました。
1.9μを作るとすると・・・・・・・・。
かなり面倒。こんな時はアッサリと2.0μに変更。
クロスは5.7kHzに成りますが、この程度の変更でしたらユニットへの影響は無視できる範囲です。
5.7kHzに合わせてコイルも変更。
まあ、こんな事をしながら、ネットワークの定数が決ってきます。
最近、ユニットの測定方をお客様に聞かれました。
僕の使っているインピーダンステスターはもう市販されていないんです。
発信機もミリバルも持っている方ですので、下の説明をFAXで送らせて頂きました。
ネットワークを作る時に、インピーダンス測定は必須です。
逆を言いますと、市販のネットワークはとりあえず音が出るレベル。ユニットを生かすには特注(自作)以外有りません。
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