励磁電源本体の製作は、昨日で略完了。
今日は接続ケーブルの製作です。
写真のケーブル。電源とユニットを繋ぎます。
見てお判りのように4芯ケーブル。
スタッカード接続をするのです。
要は、赤と黒、白と緑を接続。2芯として使うのがスタッカード接続です。
此れの利点は、まずケーブルの抵抗が1/2に成る事。でもそれだけでしたら太いケーブルを使えば同じ。
この利点は、線材の向かい合っている面積が増える事なのです。
コンデンサーの基本。電極の向かい合っている面積が増えれば容量も増える。
つまり、2本の線の間にコンデンサーが出来るのですね。
この結果、ノイズのキャンセルが起きてくるのです。
以前、僕のオイロダインでこの様な事が起きました。
夏場です。音が濁り冴えません。でも常時ではないのです。
音の悪い時に気をつけていると、ナント店の中にある製氷機が動いている時だけなのです。
製氷機がノイズを出し、装置へ影響を出しているんですね。
製氷機を止めれば良いだけの話ですが、電気屋さん。それではつまらない。何とかしたい。
其の当時、電源ケーブルにスタッカードを始めた頃でした。
アンプの電源ケーブルを、スタッカードにすると音質向上が認められたのです(実は30年近く前から知ってはいたのですが、根がめんどくさがりや、汗)。
全てのアンプの、電源コードのスタッカード化が終わりました。買ったケーブルは200m。結構余っています。
励磁電源ケーブルにも効くかな?
かなり長い配線を汗だくで交換。
終り、試聴。ヤハリ良く成っています。
思ったとおり・・。
丁度・・・・・・・・。
製氷機内の氷が解けて少なくなり、自動スタート。
製氷機が動き出したのに音質劣化はゼロ。
マサカ・・・・・・・・。
此処でノイズを拾っていたのか。
で、問題です。アンプやケーブルにとって、ノイズと音楽成分の判断は出来ません。どちらも単なる信号。
ノイズを消すケーブル。信号ラインに使ったら・・・・・・・。
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