今迄、ネットワークの有った所へ、きちっとセットアップされた低域用のパワーアンプ。
只今のパワーアンプの状態。全帯域、EL34三結シングル。
本当にシンプルなアンプです。初段管さえ無いのですから・・・・(笑)。
チャンデバの高出力に負ぶさった回路です。
もっとも、高性能のトランスに負ぶさった回路でも有るんですが・・・・。
今のアンプ類。このトランス達と知り合えなければ出来なかった回路。
昨夜、ヘッドアンプを引き上げて来て、車から降ろしました。
今朝、早速結線しようとして目が点。
間違って電源部、プリアンプ用を降ろしてしまった。
午後出かける用事が有るから、その時に家に寄って車に乗り換えてこよう・・・(涙)。
仕方ない、雑用をしながらMCトランスで聞き出した。
昨日と違う。音が良い意味で落ち着いた。違和感が無い。
凄く静か(今迄この静けさはヘッドアンプを使わないと出なかった)。
音のピントの合い方。ネットワークの限界を感じた。
無論、今回のチャンデバでの話であって、普通のチャンデバならネットワーク方式を選ぶ。
チャンデバの素子。此れで周波数をコントロールするんだけど、この素子へ信号を送り込む回路は低インピーダンスを要求する。
一般のチャンデバは低インピーダンスにする為にNFかカソフォロ(エミッターフォロアー)のお世話になっている。
で、この二つ。僕は大嫌い。見かけ上インピーダンスが下がる。見かけ上って電気の世界では通用するようだけど、僕の機械の世界では偽者を指す。
見かけ上が通用する様なヤワな世界だったら、僕はこんなにオーディオにのめり込まなかったと思う。
世の中一般の見かけ上は通用しない。正統派で攻めないと良い音なんて絶対に無理。
で、そんな製品、僕の見る限り世界に存在しない。
で、何時ものノリ。仕方ない作るか。
今回のチャンデバ。真っ当に正統派と思っています。見かけ上なんて誤魔化しを一切していません。
出て来た音楽を聴いたら、正攻法に益々のめり込みそう。
昔(20代)から僕が言っていた言葉。
『良い音で聞きたかったら、余計な事はしない事。』
20代で達観していたのかな(笑)。
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