平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
此処へ引っ越して来てまもなく11年。
藤棚を作ったのは(正しくは藤を植えたのは)9年前の春。
そう、此処へ引っ越して割とすぐに藤を植えたのです。
そんなにすぐには伸びないだろうの予想は見事に覆され、1年後には藤棚を作る羽目に成ったのですね。

初めて作る藤棚ですので、作り方が判らない。そんな訳でカインズへ日参(勿論バイクでです)。
そこで見つけたのが建築現場で使う足場用のパイプ。丈夫で安いですし、接続金具も色々と揃って居ます。地面へ挿す為の中心に穴の開いたコンクリブロックも有りました。

一番長いパイプは3mも有りますので、エブリーには積めません。其処で凄く助かったのはカインズの車貸し出し。購入金額に関係なく2時間まで無料で借りられるのです。
そんな訳で、カインズは常に駐車場がいっぱい。バイクなら直ぐに止められる。
バイクで行って買い物をし車を借りて家まで運び、車を返してバイクで帰る。と言う行動を何度もしました。

設計図面も有りませんでしたので、地面から3mの柱を何本も立て、その柱を横パイプで繋ぎ、パイプで筋交いを入れるのです。
無茶苦茶シッカリとした藤棚が完成しました。足が不自由に成った今では絶対に作れません。よくもまあ一人で作った物だと今でも感心しています。

で、此処最近。あの時作っていて良かったなー・・・・・・・。ってつくづくと思うのです。

作って良かった、そのⅠ。
縁側が凄く涼しく成りました。藤は落葉樹なので冬の日当たりは変わりません。
作って良かった、そのⅡ。
只今の藤棚の下。


完全にファームに成ってます(笑)。
最近、植物を増やすのがメチャ楽しいのですね。
特に、挿し木、挿し芽に嵌っています。

ペチュニアの挿し芽。此れはある女性への誕生日祝い用に育てています。


日日草の挿し芽。数日前に買って来た花苗。チョイ伸び過ぎていて草体が乱れていたのです。昔なら気にしませんでしたが最近のピンキー君。メチャ気に成る。

伸び過ぎた枝を切ったのですが捨てるのは惜しい。で、挿し芽。
挿して3日目なんですけど、もう花が・・・・・・。


此れもペチュニアと日日草。


紫陽花の挿し木。6月末に挿し木を8本しました(成功率は半分位かなー・・)。
見事に裏切られて7本が無事に根付きをして数日前に鉢上げ。

シッカリと脇芽も出ています。

地面から新しい芽を吹いています。
問題は7本も植える場所がない(大汗)。

挿し木や挿し芽、種を蒔いて発芽する迄の間等は直射日光が苦手な物ばかり。
更に成木(成草)でも真夏の暑さが苦手な植物たち。
こいつらが藤棚の下でノンビリと過ごしています。藤棚が無かったら・・・・・・。

作って良かった、そのⅢ。
エーーー、朝顔です。
僕の庭には電柱が立っていて、其の電柱に防犯灯が付いているのです。
引っ越して来た時は蛍光管だったのですが、数年前からムチャ明るいLED。
此処でピンと来た方は植物(朝顔)に詳しい(笑)。
朝顔って昼の長さと夜の長さに反応して花を咲かせます。

要は昼が短く成り出すと反応して花を咲かせるのです。
つまり、夜でも街灯の光を浴びると昼間と勘違いして花を咲かせないのですね。

で、僕の朝顔。藤棚が街灯の光をさえぎっていて・・・・・・。
深い意味も無く、何となく作ってしまった藤棚。
まさかこんなに役に立ってくれるとは・・・・・。



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例のPPパワーアンプ。只今の状態。


大きな穴が4個。無条件で交換です。
外した部品は・・・・。


ブロックケミコンが4本。一般電子パーツで一番寿命が短いのがコレなんですね。
ケミコンの寿命は使わなくてもダメなのです。
昔付き合っていた測定機屋さん。
新品ストックでも10年間経ったら処分する。と言ってました。
その位信用度が低いのですが、替わりに成るコンデンサーが無いのです。
小型で大容量と成るとこれを使うしかないのですね。

外す前にLCRテスターでどの程度劣化しているか調べました。4本共正常値。でも交換です。
LCRテスターでのテストを信じられるのは精々10年程度。
テスターって内臓電池で測定しますよね。つまり数ボルトしか掛けないでの測定なのです。実際の使用電圧の数百ボルトを掛けた状態は不明なのです。
それを計る測定器よりもケミコンの方が全然安いですし、現在のケミコンの性能は当時の物と比べ物に成りません。

勿論、交換するのは此れ・。


最近の僕が大のお気に入りのコンデンサーです。
寿命もとんでもない長さをギャランティーしていますし・・。

問題は此の開いた穴。一番簡単なのはケミコンを外さずに配線だけ外して、新しいコンデンサーを内蔵する。
で、オーナーの方は『折角なのでアルミ板でメクラ板を作る方法を・・・。』
直ぐにアルミ屋さんヘ発注を掛けたのですが、その翌日から夏休み。
そんな訳で中断しています。



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どんどん伸び上がっている朝顔君。
電話線の光ケーブルに巻き付いて、電柱間のメインケーブルまで届いたのは二日前。

で、只今の状態。


先端は、巻き付くのに疲れたのか、だらーんと垂れ下がっている。
問題なのが・・・。


途中の節から脇芽がドンドン出ているのです。
地面からはるかに離れているのに、1本の弦だけで此処迄栄養と水分を運んでいる姿には感心すると同時に呆れて・・・・・・・・。

土壌改良をし過ぎましたかね。花数に対して葉数が無茶苦茶多いので、窒素肥料を与え過ぎてしまったのかも・・・。

秋に成って枯れて来ても、あそこの弦を外すのには・・・・・・・・・。



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エーーー、お約束のムラード型位相反転回路。

ダウンロード

先のアルテック形と比べますとチョイややこしい動作に成っています。
位相反転段の真空管が1本増えて2本に。

V2の動作はすぐに判りますよね。普通の増幅段です。
問題はV3の動作。
グリットはコンデンサーでアースされていますので、信号レベルはゼロです(AC的にゼロ)。

じゃあ、入力信号は・・?
V2とカソードが繋がれていて、パスコンが有りません。
つまりグリットを振るのではなくカソードを振るんですね。
真空管の入力信号レベルは、カソードとグリットの相対的な電位です。
要は、グリットを振ってもカソードを振っても同じ。
V2へ+信号が加えられたとします。V2のプレートは-に成りカソードは+に成ります。
そうするとV3のカソードも+ですよね。
つまりV3のグリットは動きませんからカソードから見たらグリットが-と同じ事に成ります。
グリットが-ならV3のプレートは+信号。
結果、V2と3の出力(プレート)信号は逆相に成ります。
この回路の良さは、位相反転段にもゲインが有る事です。
で、問題は、グリットを振った時とカソードを振った時のゲインに差が出るのですね。カソードを振った方がゲインが僅かに下がります。
つまりV2と3では出力に差が出るのです。
それを修正する為にR2と3の値を替えて(R3の方をR2よりも大きくする)上下の出力を同じにします。
と言う事は、発振器とミリバル(又はオシロ)が無ければR2と3の値の調整は出来ません。
LUXはR3に半固定抵抗器をシリーズに入れて調整出来る様にしています。

LUXはなぜかクリティカルな動作点を使うのが好きで、この様な調整が必用なんですが、V2と3の動作点に穏やかなポイントを使えば固定抵抗器で大丈夫です。

さて、代表的な位相反転回路を二つ紹介しましたが、このどちらにも共通した問題点が有ります。
僕の知る範囲では、この対策をしているアンプを知りません。

其処の所は・・・・つづく。



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チョット火がついちゃいました。こんな事を考えている時って凄く楽しいのです(変人)。
PPアンプに必ず必要なのが位相反転回路。よくよく考えると僕の逆相アンプもPPの変形とも考えられます。

つまり上下のパワー管に逆相の信号を加える様なのです。逆相信号を作る方法は色々と有りますが、一番簡単(単純)と言われているアルテック形。


ダウンロード

位相反転段は1本の真空管で行います。
真空管の基本的な特性。グリッドにプラスの信号が加えられると、カソードも同じ+信号が出て、プレートには逆の-信号が出ます。
それを利用して、カソードとプレートから信号を取り出せば逆相信号を作れる。

真空管の基本中の基本を利用しているのですね。

で、この回路の場合、カソードフォロアーと同じ様な動作に成りますので、ゲイン(増幅率)は1以下に成ります。
そう言う訳ですので、NFを掛けるアンプは初段管にゲインの大きな5極管を使う場合が多いです。有名なダイナコMKⅢなどがそうですね。
位相反転段のカソードには高抵抗値が使われますので、カソード電圧が高く成ります。
初段のプレート電圧を、このカソード電圧よりも低めに設定して、初段と位相反転段は直結(コンデンサーもトランスも通らない)で作れます。
僕が最初に作ったPPアンプもこの回路でした。
NFを掛けなく、パワー管の感度が良ければ双三極管1本で作れるのも魅力です。

次回はムラード型をアップします。


位相反転段のプレート負荷抵抗とカソードバイアス抵抗の値は同じに成ります・

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ここ何十年もシングルアンプばかり作っているのでプッシュプルを作れないのではないか? なんて思われているのかな?

中学校時代に初めて作ったアンプはシングルでしたが、その後はずっとプッシュプルばかり作っていたのです(笑)。

プッシュプルの良い点は、兎に角パワーが稼げます。最大出力が一桁では完全にパワー不足って当時は思っていましたので・・(ぼくにもそんな時代が有ったのです)。

で、ポチポチと僕なりのプッシュプルの作り方をアップしようかなと・・。

ダウンロード

パワー管の自己バイアス抵抗の使い方です。
上の回路は2本の真空管に1本の抵抗で済ませています。
下の回路は其々にバイアス抵抗を付けています。電気的にはほぼ変わりません。うるさく言うと上の回路の方がカソードへの信号が表れにくいのです(上下で打ち消し合いますので)。

僕が作るプッシュプル(PP)アンプは皆下の回路で作っています。コスト的には倍掛かり、電気的にはほんの若干劣るのに・・・・・・・。

正常に働いている時には、上の回路で大丈夫です。
でね、片方の真空管がイカレタとしますね。片方だけが働きますので、電流値は半分に減ります。
そうするとバイアス抵抗に発生する電圧も半分。此処の電圧はパワー管の暴走を防ぐブレーキみたいな物。要はブレーキが半分に減るのです。結果正常な真空管にも過度な電流が流れてしまうのです。
つまり片側がいかれると、もう片方も・・・・・・・。
そんな修理代を払わないで済むように上下のバイアス抵抗を分けているのです。

結構市販のアンプは上の回路ですので、僕が下の回路に改造したアンプは結構有ります。
ユーザーの方から音質でのクレームは一度も貰っていませんので、この程度では音質に影響がないと思います。
僕の作り方としまして、電気的にはこの方が理想的。と思っても故障した場合を考えるのですね。
理論的には良いけど故障した場合のリスク。
そう考えて作っています。
今回のアンプ。40年前に作りました。
色々と出て来そうです。



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本当に暫くぶりの本職ネタ。色々とやってはいるのですが、前にアップしたよね。と言う仕事ばかりだったのですね。

今回俎上に上がったのは此のアンプ。


僕の店の開店当時を知っている方なら、懐かしいと思います。当時は工作機械も持っていませんし、知り合いの板金屋さんも有りません。
そんな時に重宝したのが、LUXキットのA3700。このキット、シャシと電源だけのキットだったのです。
一般の人がアンプを自作する時に、一番のハードルがシャシです。
真空管部分だけ別パネルに成っていて、真空管の配置も自分で決められますし、勿論お勧め回路も有って、それ用のパネルも用意されていました。
電源トランスの電圧と電流も、色々な真空管に対応出来るように成っていたのです。

そのシャシキットを利用して作ったのが此のアンプです。
EL34三結PPアンプ。僕にしては珍しいPP回路です。
当時はPP回路も色々と弄っていましたので・・・・・・。

写真でお気づきかと思いますが・・。

正常なEL34.


真空度の落ちた(空気が入った)EL34。

ガラスにひびが入り空気が入ったか、超高熱に成り(暴走)内部でガスが発生したかのどちらかです。
勿論、この真空管は使用できません。

で、老婆心ながら・・・・・。
個人の判断で真空管不良と考え、真空管の交換を僕はお勧めしません。本当に真空管だけに原因が有ったのかを見極める事の出来る方だけが真空管の差し替えが出来ます。

他に原因が有ったのに、それに気付かず真空管の交換をしますと、直ぐに新しい真空管をダメにしますし、それ以外のパーツへ負担を掛けて、結果的に高額の修理に成る場合が多いのです。

真空管の交換をしたら、アイドリング電流のチェックは最低の条件です。

特に固定バイアスのパワー管の交換には注意が必要です。


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昨夜は遅くまではしゃいでいて(音楽を聴いていた)チョイ寝不足。
眠い目をこすりながら近くのごみ集積所までごみを運ぶ。

で、帰りに上を見たら・・・・・・・。



朝顔がメインケーブルまで届いていた。

短いレンズに交換して全体像。



土壌改良って大切です(笑)。


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