昨日から掛かっている、ホーンアダプターの製作。
ヤット終わりました。
チョイ時間が掛かり過ぎですね。
まあ、丁寧に作ったと言う事で・・・・・・・。
で・・・・・・・・・。
僕のホーンはホーン部と取り付け部の2ピース構成。
と言う事で、マウント部のリング部分を大きく作ったのです。
前のサイズには旋盤に銜え易い様に、チョイとした小道具を作りましたが、今回の様に1個物に専用の冶具を作る訳にも行かず・・・。
まあ、そんな事で、どこの機械やさんでも1個物って高いんですね。
さあ此れで納める事が出来ます。
気の短いお客様ですから・・・・・(笑)。
軽く追記です。
今、この写真を見て思い出した出来事・・・・。
32~3年前、僕はマクソニックの101EXと言う目方では世界一ではないかと言うドライバーを買ったんですね。
それ以前はデコイチ。
デコイチはツィーターを要らないんでは?と言うほど高域が伸びてます。
101は2吋ドライバーですから無理ですよね。
と言う事でツィーターの物色が・・・・。
まあ、買いましたよ。覚えているだけでも10種類を超える。
全て撃沈(まあ当時の僕の腕ですから仕方ないかと・・汗)。
で、デコイチをツィーターにしてしまおう。
と言う事で、マクソニックにデコイチをツイーターに使えるホーンをワンオフで作ってもらったんです(今だったら絶対に作らない真鍮で・・・汗 注1)。
今でも其のホーンのカーブを覚えています。
アレじゃ無理だよねー。と言うカーブで作られていました。
30数年で少しはノウハウが増えているんだなと・・・。
注1。
真鍮は良いと信じていた時代も有りました。
今は絶対に使いたくない材料です。
ほんのちょっとした所にも・・。
ヤット終わりました。
チョイ時間が掛かり過ぎですね。
まあ、丁寧に作ったと言う事で・・・・・・・。
で・・・・・・・・・。
僕のホーンはホーン部と取り付け部の2ピース構成。
と言う事で、マウント部のリング部分を大きく作ったのです。
前のサイズには旋盤に銜え易い様に、チョイとした小道具を作りましたが、今回の様に1個物に専用の冶具を作る訳にも行かず・・・。
まあ、そんな事で、どこの機械やさんでも1個物って高いんですね。
さあ此れで納める事が出来ます。
気の短いお客様ですから・・・・・(笑)。
軽く追記です。
今、この写真を見て思い出した出来事・・・・。
32~3年前、僕はマクソニックの101EXと言う目方では世界一ではないかと言うドライバーを買ったんですね。
それ以前はデコイチ。
デコイチはツィーターを要らないんでは?と言うほど高域が伸びてます。
101は2吋ドライバーですから無理ですよね。
と言う事でツィーターの物色が・・・・。
まあ、買いましたよ。覚えているだけでも10種類を超える。
全て撃沈(まあ当時の僕の腕ですから仕方ないかと・・汗)。
で、デコイチをツィーターにしてしまおう。
と言う事で、マクソニックにデコイチをツイーターに使えるホーンをワンオフで作ってもらったんです(今だったら絶対に作らない真鍮で・・・汗 注1)。
今でも其のホーンのカーブを覚えています。
アレじゃ無理だよねー。と言うカーブで作られていました。
30数年で少しはノウハウが増えているんだなと・・・。
注1。
真鍮は良いと信じていた時代も有りました。
今は絶対に使いたくない材料です。
ほんのちょっとした所にも・・。
非常に珍しいドライバーが入って来ました。
マクソニックのD51EX。
30年前には散々手がけたドライバー。
1吋ドライバーでマグネットが励磁型です。
後ろに見えるミニホーン。僕の作ったミッドハイホーン。
オーナーの方は、最初は僕と同じフォステクスを採用。
最近マクソニックを手に入れたので、ミッドハイのドライバーを交換したい。
と成ったのです。
フォステクスはJBLと同じ3本止め。マクソニックはアルテックと同じ2本止めです。
つまりホーンの取り付け穴の位置の変更で預かって来たんですね。
スロート部を合わせます。ピッタシカンカン。
で・・・・・・・・・(汗)。
見て判りますとおり、取り付けネジピッチが広いんですね。
ドライバーに切ってある雌ネジがホーンの外にはみ出して・・・・・・・・。
さてどうしよう?
なんて言いながら対策部品の製作中です(笑)。
昨日は、何故か気合が入って・・・・・・。大幅残業。
で・・・・・・・。
出来上がったホーン。この様に2ピース構造です。ドライバーとの結合ボルトを見せたくなかったのです。
真横から見ると、ホーンの雄ネジの方が1mm長く成っています。
つまり、ホーンとドライバーの間に隙間を作りたくなかったのですね。
リング状の雌ネジは、ホーン形状には一切関係なく、単なるホーンの支えです。
この隙間に意味が有るのですが、デザイン上もアクセントに成って気に入っています。
おかげで今日は頭がちょっとフラフラ、脳の休養でも取りますか。
で・・・・・・・。
出来上がったホーン。この様に2ピース構造です。ドライバーとの結合ボルトを見せたくなかったのです。
真横から見ると、ホーンの雄ネジの方が1mm長く成っています。
つまり、ホーンとドライバーの間に隙間を作りたくなかったのですね。
リング状の雌ネジは、ホーン形状には一切関係なく、単なるホーンの支えです。
この隙間に意味が有るのですが、デザイン上もアクセントに成って気に入っています。
おかげで今日は頭がちょっとフラフラ、脳の休養でも取りますか。
只今製作中の小型ホーン。
ドライバーにはボルトで結合です。
そのボルトを表に見せない為に、2ピース構造です。
ホーンが削り終えた材料は裏返しに旋盤に咥え、雄ネジを切ります。
M44、ピッチ1,5mm
で、ネジの問題点。雄ネジと雌ネジを寸法だけで切削すると、ネジはガタガタかきつくて入らないか・・・。
その為に、写真の雌ネジ。雄ネジを切る為のゲージです。
このゲージがガタ無く、スムーズに入る様に、雄ネジを削るんですね。
勿論、このゲージも僕が作った物。
僕が、旋盤で初めてネジ切りをしたのは3年前。
バイクの部品でした。その時は雄ネジだけ。
どの程度のクリアランスを取れば、スムーズなネジが切れるかも知らなかったのです。
1年前にこのホーンを作る為に、初めての雌ネジ切りに挑戦。
雌ネジは目視が出来ません。穴の中に切るのですから・・・。
本当に苦労してネジを切ったのを覚えています。
その後、何回もネジ切りを・・。
今日のネジ切り。1年前の苦労は何だったの?
いたって簡単に切り出しました。
何事も経験です。
ドライバーにはボルトで結合です。
そのボルトを表に見せない為に、2ピース構造です。
ホーンが削り終えた材料は裏返しに旋盤に咥え、雄ネジを切ります。
M44、ピッチ1,5mm
で、ネジの問題点。雄ネジと雌ネジを寸法だけで切削すると、ネジはガタガタかきつくて入らないか・・・。
その為に、写真の雌ネジ。雄ネジを切る為のゲージです。
このゲージがガタ無く、スムーズに入る様に、雄ネジを削るんですね。
勿論、このゲージも僕が作った物。
僕が、旋盤で初めてネジ切りをしたのは3年前。
バイクの部品でした。その時は雄ネジだけ。
どの程度のクリアランスを取れば、スムーズなネジが切れるかも知らなかったのです。
1年前にこのホーンを作る為に、初めての雌ネジ切りに挑戦。
雌ネジは目視が出来ません。穴の中に切るのですから・・・。
本当に苦労してネジを切ったのを覚えています。
その後、何回もネジ切りを・・。
今日のネジ切り。1年前の苦労は何だったの?
いたって簡単に切り出しました。
何事も経験です。
怪しく光るホーン。
このカーブを、右手一本で削り出すのですから・・・・・・。
バイトで荒削りをした後、サンドペーパーで仕上げます。
左右が合うのか?とよく言われますが、自分でも不思議なほどにピッタリ(笑)。
この輝きを見たくて頑張っているんですね。
でも・・・・・・・・。
右手の人差し指の根元。見事に腫れました。
バイタのホーンでしたら、スロートが大きいので指二本で削れます。
このホーンは1吋なので、指1本が限度。結果、人差し指の根元に負担が・・・・・。
左手と右手を比べる写真を撮りたかったのですが、自分一人では無理(汗)。
今日は、右手を休ませないと無理ですね。
こんなに頑張って作るホーン。NCでは出来ないカーブなので苦労しています。
昨日から始めた、ホーンの製作。
やっと此処迄・・・。
旋盤仕事は立ちっぱなしで、しかも前かがみ。
結構腰に来ます。
でも、この形が段々と見えてくるのが、嬉しいんですね。
只の丸穴をドリルで開けて、少しずつのテーパー加工。
テーパー加工の時は、自動送りは出来ません。
全て手送り。
この、手でバイトを送るスピードで、表面の粗さが決まってきます。
散々失敗を繰り返し、自分でも巧くなったと思います。
このホーン。1吋ドライバーなら何でも使えます。
取り付け部の違いは、基本的に受注生産ですので何とでも成ります(笑)。
大型ホーン(500Hzクロス)とツィーターのつながりに悩んでいる方には、最適なホーンかも・・。
やっとコイル巻きが一段落。過去のブログを見たら、2~3週間前から巻いていた。
此れじゃブログのネタが出来ない(汗)。
旋盤の次の仕事が此れ。ミッドハイホーンの切削。
此れを作った理由は、割りとツマラナイ理由で、単に僕の作ったホーンを使いたかったから。
このホーンを作る前は、バイタのドライバー用に結構な数を作っていた。皆さんに好評だったのですね。
勿論、僕も一時使っていたが、システムそっくりを持って行ってしまったお客様がいて、それっきりに・・・・。
まあ、いつかまた使いたいな。なんて思っていたらバイタボックス社が消滅。
参ったなー。仕事柄、手に入らないものを店頭で使うのは拙い。
かと言って、このホーンは使いたい。
ホンジャ、と言う事でバイタよりも小型の1吋ドライバー用のホーンを作る事に・・。
僕の信念として、ホーンとドライバーの音に対する責任範囲。
ホーン7~8、ドライバー2~3と思っている。
つまりホーンで音の殆どが決まってしまう。
そのホーンも、形状で8割、材質2割と思っているし。
こんな事をぶち上げてしまって、特殊なドライバーなんて使ったら、此処を読んでいる人に何と言われるか・・・・(大汗)。
で、一般に入手し易い、フォステクスをチョイス。
何と言ってもこのドライバー。今迄1度も聞いた事が無い。まあスピーカーなんて、人の処で聞いてもなーんも判らないんだけど。
なんとか出来上がり、今迄つけていたツィーターを外し、このホーンへ交換。
勿論クロスも下げて。
今迄のツィーター。つながりに疑問を持った事は無かったんだけど、このミッドハイを聞いちゃうと、つながっていなかったなー。
此処で、永年の疑問が氷解。
アルテックのA7やバイタの様な大型ホーンの2ウェイシステム。
どうしても高域不足でツィーターを乗せる人が多い。
その様なシステム、かなりの数を聞かせてもらったが、つながりに不自然感を感じる。
確かに高域は伸びているんだけど・・・・・。
今回のミッドハイを作って『そうかツィーターだからつながらなかったんだ。ミッドハイを使って、クロスを下げないと無理だったんだ。』
で、話題を変えて・・・・。
僕がオイロダインに高域ユニットを追加している理由・・。
高域を伸ばす為と思ったらブッブー。
僕にとって、オイロダインの高域は十分に伸びている。
周波数特性をとっても12kHzまで、略フラット。
じゃあ、なぜか?
オイロダインの高域(特に8kHz以上)、凄く汚い。
付帯音たっぷりの、歪んだ高域なのです。
何台ものオイロダインでテスト済み。
僕のだけでは有りません。
その汚い高域はスッパリ諦め、専用ユニットに任せれば・・・・・・。
こんな考えでの高域ユニットの採用です。
将来的に5ウェイまで考えていますが、レンジを広げようとは一切思っていません。
あくまでもユニットの得意な範囲だけ使いたい。ユニットの苦手な周波数は入れたくない。
その結果の5ウェイ構想です。
で、オイロダインの高域を専用ユニットに任せると・・・・。
ソプラノが綺麗。バイオリンが柔らかい。声の間接音がたっぷりと。
戻れません。