ここ何十年もシングルアンプばかり作っているのでプッシュプルを作れないのではないか? なんて思われているのかな?
中学校時代に初めて作ったアンプはシングルでしたが、その後はずっとプッシュプルばかり作っていたのです(笑)。
プッシュプルの良い点は、兎に角パワーが稼げます。最大出力が一桁では完全にパワー不足って当時は思っていましたので・・(ぼくにもそんな時代が有ったのです)。
で、ポチポチと僕なりのプッシュプルの作り方をアップしようかなと・・。
ダウンロード
パワー管の自己バイアス抵抗の使い方です。
上の回路は2本の真空管に1本の抵抗で済ませています。
下の回路は其々にバイアス抵抗を付けています。電気的にはほぼ変わりません。うるさく言うと上の回路の方がカソードへの信号が表れにくいのです(上下で打ち消し合いますので)。
僕が作るプッシュプル(PP)アンプは皆下の回路で作っています。コスト的には倍掛かり、電気的にはほんの若干劣るのに・・・・・・・。
正常に働いている時には、上の回路で大丈夫です。
でね、片方の真空管がイカレタとしますね。片方だけが働きますので、電流値は半分に減ります。
そうするとバイアス抵抗に発生する電圧も半分。此処の電圧はパワー管の暴走を防ぐブレーキみたいな物。要はブレーキが半分に減るのです。結果正常な真空管にも過度な電流が流れてしまうのです。
つまり片側がいかれると、もう片方も・・・・・・・。
そんな修理代を払わないで済むように上下のバイアス抵抗を分けているのです。
結構市販のアンプは上の回路ですので、僕が下の回路に改造したアンプは結構有ります。
ユーザーの方から音質でのクレームは一度も貰っていませんので、この程度では音質に影響がないと思います。
僕の作り方としまして、電気的にはこの方が理想的。と思っても故障した場合を考えるのですね。
理論的には良いけど故障した場合のリスク。
そう考えて作っています。
今回のアンプ。40年前に作りました。
色々と出て来そうです。
中学校時代に初めて作ったアンプはシングルでしたが、その後はずっとプッシュプルばかり作っていたのです(笑)。
プッシュプルの良い点は、兎に角パワーが稼げます。最大出力が一桁では完全にパワー不足って当時は思っていましたので・・(ぼくにもそんな時代が有ったのです)。
で、ポチポチと僕なりのプッシュプルの作り方をアップしようかなと・・。
ダウンロード
パワー管の自己バイアス抵抗の使い方です。
上の回路は2本の真空管に1本の抵抗で済ませています。
下の回路は其々にバイアス抵抗を付けています。電気的にはほぼ変わりません。うるさく言うと上の回路の方がカソードへの信号が表れにくいのです(上下で打ち消し合いますので)。
僕が作るプッシュプル(PP)アンプは皆下の回路で作っています。コスト的には倍掛かり、電気的にはほんの若干劣るのに・・・・・・・。
正常に働いている時には、上の回路で大丈夫です。
でね、片方の真空管がイカレタとしますね。片方だけが働きますので、電流値は半分に減ります。
そうするとバイアス抵抗に発生する電圧も半分。此処の電圧はパワー管の暴走を防ぐブレーキみたいな物。要はブレーキが半分に減るのです。結果正常な真空管にも過度な電流が流れてしまうのです。
つまり片側がいかれると、もう片方も・・・・・・・。
そんな修理代を払わないで済むように上下のバイアス抵抗を分けているのです。
結構市販のアンプは上の回路ですので、僕が下の回路に改造したアンプは結構有ります。
ユーザーの方から音質でのクレームは一度も貰っていませんので、この程度では音質に影響がないと思います。
僕の作り方としまして、電気的にはこの方が理想的。と思っても故障した場合を考えるのですね。
理論的には良いけど故障した場合のリスク。
そう考えて作っています。
今回のアンプ。40年前に作りました。
色々と出て来そうです。
本当に暫くぶりの本職ネタ。色々とやってはいるのですが、前にアップしたよね。と言う仕事ばかりだったのですね。
今回俎上に上がったのは此のアンプ。
僕の店の開店当時を知っている方なら、懐かしいと思います。当時は工作機械も持っていませんし、知り合いの板金屋さんも有りません。
そんな時に重宝したのが、LUXキットのA3700。このキット、シャシと電源だけのキットだったのです。
一般の人がアンプを自作する時に、一番のハードルがシャシです。
真空管部分だけ別パネルに成っていて、真空管の配置も自分で決められますし、勿論お勧め回路も有って、それ用のパネルも用意されていました。
電源トランスの電圧と電流も、色々な真空管に対応出来るように成っていたのです。
そのシャシキットを利用して作ったのが此のアンプです。
EL34三結PPアンプ。僕にしては珍しいPP回路です。
当時はPP回路も色々と弄っていましたので・・・・・・。
写真でお気づきかと思いますが・・。
正常なEL34.
真空度の落ちた(空気が入った)EL34。
ガラスにひびが入り空気が入ったか、超高熱に成り(暴走)内部でガスが発生したかのどちらかです。
勿論、この真空管は使用できません。
で、老婆心ながら・・・・・。
個人の判断で真空管不良と考え、真空管の交換を僕はお勧めしません。本当に真空管だけに原因が有ったのかを見極める事の出来る方だけが真空管の差し替えが出来ます。
他に原因が有ったのに、それに気付かず真空管の交換をしますと、直ぐに新しい真空管をダメにしますし、それ以外のパーツへ負担を掛けて、結果的に高額の修理に成る場合が多いのです。
真空管の交換をしたら、アイドリング電流のチェックは最低の条件です。
特に固定バイアスのパワー管の交換には注意が必要です。
今回俎上に上がったのは此のアンプ。
僕の店の開店当時を知っている方なら、懐かしいと思います。当時は工作機械も持っていませんし、知り合いの板金屋さんも有りません。
そんな時に重宝したのが、LUXキットのA3700。このキット、シャシと電源だけのキットだったのです。
一般の人がアンプを自作する時に、一番のハードルがシャシです。
真空管部分だけ別パネルに成っていて、真空管の配置も自分で決められますし、勿論お勧め回路も有って、それ用のパネルも用意されていました。
電源トランスの電圧と電流も、色々な真空管に対応出来るように成っていたのです。
そのシャシキットを利用して作ったのが此のアンプです。
EL34三結PPアンプ。僕にしては珍しいPP回路です。
当時はPP回路も色々と弄っていましたので・・・・・・。
写真でお気づきかと思いますが・・。
正常なEL34.
真空度の落ちた(空気が入った)EL34。
ガラスにひびが入り空気が入ったか、超高熱に成り(暴走)内部でガスが発生したかのどちらかです。
勿論、この真空管は使用できません。
で、老婆心ながら・・・・・。
個人の判断で真空管不良と考え、真空管の交換を僕はお勧めしません。本当に真空管だけに原因が有ったのかを見極める事の出来る方だけが真空管の差し替えが出来ます。
他に原因が有ったのに、それに気付かず真空管の交換をしますと、直ぐに新しい真空管をダメにしますし、それ以外のパーツへ負担を掛けて、結果的に高額の修理に成る場合が多いのです。
真空管の交換をしたら、アイドリング電流のチェックは最低の条件です。
特に固定バイアスのパワー管の交換には注意が必要です。
修理と言うか改造と言うかのパワーアンプ。
それなりの年月が経っているので、ケミコンはダメだろーなー・・・。
って思っていたら、どうも前回の改造(300BからEL34へのコンバート)時にブロックケミコンを全てチューブラコンへ交換済み。
今回の故障の原因はEL34の暴走でした。
カソードのバイアス抵抗が吹っ飛んでいた(汗)。
僕の場合、此処の抵抗に大電力用は避けています。いざという時のヒューズ替わりと・・・。
と言うのも、昔作ったアンプには音質上からスローブローヒューズを使っています。試した方は居ますかねー・・。ヒューズの種類で明らかに音が変わります。
勿論、一番良いのはヒューズを通さない・・・(良い子はやっちゃダメですよ)。
で、このヒューズを通さない音と聴き比べて差が無かったのが・・・・。
小型ブレーカー。此れですと即断しますし・・・・・。
そんな訳で、ヒューズから交換です。
で、もう一つ・・。
何度もこのブログに登場しているタイマー。
シャシの天板は5mmの厚さ。油圧シャシパンチでも歯が立ちません。
そんな訳で内臓です。
と言いながら、このステーって・・・・・。
10mm角棒を柱にしました。勿論フライス盤での1個もの(4個作りましたけどね、笑)。
なんとなくぶらぶらしているのって、我慢できないんですね。
音には関係有りませんが、機械としての信頼度が欲しいのです。
勿論、最近見つけた例のケミコンも取り付けます。
納めた時のお客さんの顔が楽しみなのです。
それなりの年月が経っているので、ケミコンはダメだろーなー・・・。
って思っていたら、どうも前回の改造(300BからEL34へのコンバート)時にブロックケミコンを全てチューブラコンへ交換済み。
今回の故障の原因はEL34の暴走でした。
カソードのバイアス抵抗が吹っ飛んでいた(汗)。
僕の場合、此処の抵抗に大電力用は避けています。いざという時のヒューズ替わりと・・・。
と言うのも、昔作ったアンプには音質上からスローブローヒューズを使っています。試した方は居ますかねー・・。ヒューズの種類で明らかに音が変わります。
勿論、一番良いのはヒューズを通さない・・・(良い子はやっちゃダメですよ)。
で、このヒューズを通さない音と聴き比べて差が無かったのが・・・・。
小型ブレーカー。此れですと即断しますし・・・・・。
そんな訳で、ヒューズから交換です。
で、もう一つ・・。
何度もこのブログに登場しているタイマー。
シャシの天板は5mmの厚さ。油圧シャシパンチでも歯が立ちません。
そんな訳で内臓です。
と言いながら、このステーって・・・・・。
10mm角棒を柱にしました。勿論フライス盤での1個もの(4個作りましたけどね、笑)。
なんとなくぶらぶらしているのって、我慢できないんですね。
音には関係有りませんが、機械としての信頼度が欲しいのです。
勿論、最近見つけた例のケミコンも取り付けます。
納めた時のお客さんの顔が楽しみなのです。
数週間前に預かりましたパワーアンプ。
かなり前の制作です。最初は300Bで作ったのですが、色々と有りましてEL34へグレードアップ(笑)。
そうなんですよ。何度実験しても300BよりもEL34の方が音が良い(大笑)。
僕のアンプはDC5V(フィラメント電圧)を出す為に、トランスの巻き線は6,3Vなんですね。
5V巻き線からDC5Vを出すのは結構大変なのです。6,3V巻き線からでしたら超簡単。
本当に不思議です。市販の電源トランスは300B用ってうたっていると、フィラメント巻き線は5Vなんですよね。AC点火するつもりですかね?
300Bでノンハムに組みたいのでしたら、DC点火は必須です。そう成ると5V巻き線からは可也難しい(リップルをたっぷりでしたらOK)。
そんな訳で、僕の作った300BアンプはEL34への変更が簡単なのです。
で、今回単に修理ではなく、更なるグレードアップ(僕のお客さん、単に修理だけでは満足しない。笑)。
内部に今まで入れていなかったパーツを追加する事に成りました。
そう成ると、そのパーツを入れるスペースが必要です。勿論配線引き回しも十分に考えます。何処でも配線が繋がっていれば良い。と言うレベルでは有りませんので・・・・・。
で、巧い場所を見つけました。300Bの時に使っていたハムバランサー。
もう使ってはいないのですが、外すと穴が開いてかっこ悪い。
そんな理由で付いた侭だったのです。
こいつを外すと、スペース的にドンピシャ。
問題は残った穴・・・・・・。
でね・・・・・・・・。
アルミの丸棒を旋盤で削って蓋を作りました。
穴径にビッタシ作ったので、叩き込まないと入りません。
当て木をして、軽くハンマーでコンコンコン・
写真の様にビッタシカンカン。
接着剤を使いたくなかったんですね(はみ出した部分が汚い)。
音には全然関係ありません。僕の自己満足です。
友人に電話をして、写真のサイズ変更の仕方が判りました(大汗)。そんな訳でのアップです。
これから色調整、明るさの調整、コントラストの調整の仕方を何とか見つけます(ハ~~~~~~)。
かなり前の制作です。最初は300Bで作ったのですが、色々と有りましてEL34へグレードアップ(笑)。
そうなんですよ。何度実験しても300BよりもEL34の方が音が良い(大笑)。
僕のアンプはDC5V(フィラメント電圧)を出す為に、トランスの巻き線は6,3Vなんですね。
5V巻き線からDC5Vを出すのは結構大変なのです。6,3V巻き線からでしたら超簡単。
本当に不思議です。市販の電源トランスは300B用ってうたっていると、フィラメント巻き線は5Vなんですよね。AC点火するつもりですかね?
300Bでノンハムに組みたいのでしたら、DC点火は必須です。そう成ると5V巻き線からは可也難しい(リップルをたっぷりでしたらOK)。
そんな訳で、僕の作った300BアンプはEL34への変更が簡単なのです。
で、今回単に修理ではなく、更なるグレードアップ(僕のお客さん、単に修理だけでは満足しない。笑)。
内部に今まで入れていなかったパーツを追加する事に成りました。
そう成ると、そのパーツを入れるスペースが必要です。勿論配線引き回しも十分に考えます。何処でも配線が繋がっていれば良い。と言うレベルでは有りませんので・・・・・。
で、巧い場所を見つけました。300Bの時に使っていたハムバランサー。
もう使ってはいないのですが、外すと穴が開いてかっこ悪い。
そんな理由で付いた侭だったのです。
こいつを外すと、スペース的にドンピシャ。
問題は残った穴・・・・・・。
でね・・・・・・・・。
アルミの丸棒を旋盤で削って蓋を作りました。
穴径にビッタシ作ったので、叩き込まないと入りません。
当て木をして、軽くハンマーでコンコンコン・
写真の様にビッタシカンカン。
接着剤を使いたくなかったんですね(はみ出した部分が汚い)。
音には全然関係ありません。僕の自己満足です。
友人に電話をして、写真のサイズ変更の仕方が判りました(大汗)。そんな訳でのアップです。
これから色調整、明るさの調整、コントラストの調整の仕方を何とか見つけます(ハ~~~~~~)。
昨日、夕方から急遽いじり始めた、パワーアンプの入力トランス。
今日は朝から測定です。
片chはセンターアース。もう片chは通常アース。
入力には同じ信号を入れて、二次側の出力を見ます。
サインウェーブを入れて周波数特性。
この時に大事なのは、肩特性。ダラダラと下がる時に、素直に下がるか、ピークディップを繰り返して下がるか。
片側はセンターアースですから、其々に違う発振器に繋ぎます(1台の発振器だとアースが繋がっているので拙いんですね)。残念ながら発振器は1台。
仕方が無いので、片chずつの測定に成ります。
二つの波形を同時に比べられないので、兎に角細かにチェックし結果をメモ。
周波数特性は、完全に揃いました。肩特性も同じ。
続いて位相ずれの測定。
高い周波数ほど狂い易いです(極端な低い周波数でも狂いますけど此れは無視してもOK)。
ブラウン管の目盛りを見ながら、其々の測定。
で、結論です。センターアースで使えます(ニコニコ)。
今回の入力トランス。昇圧比の取り方によって、センターアースが使えない昇圧比も有るので、ケースバイケースです。
昇圧比を優先に決めて、センターアースの可能な結線の場合だけ、実測して採用します。
あ、今回開けた一番の理由は、先日追加したでっかいフィルムコン。聴感上無駄だったのが判ったので、取り外すのが一番の目的だったと言うのはナイショです(汗)。
だって、高いんだもん(他に使える)。
今日は朝から測定です。
片chはセンターアース。もう片chは通常アース。
入力には同じ信号を入れて、二次側の出力を見ます。
サインウェーブを入れて周波数特性。
この時に大事なのは、肩特性。ダラダラと下がる時に、素直に下がるか、ピークディップを繰り返して下がるか。
片側はセンターアースですから、其々に違う発振器に繋ぎます(1台の発振器だとアースが繋がっているので拙いんですね)。残念ながら発振器は1台。
仕方が無いので、片chずつの測定に成ります。
二つの波形を同時に比べられないので、兎に角細かにチェックし結果をメモ。
周波数特性は、完全に揃いました。肩特性も同じ。
続いて位相ずれの測定。
高い周波数ほど狂い易いです(極端な低い周波数でも狂いますけど此れは無視してもOK)。
ブラウン管の目盛りを見ながら、其々の測定。
で、結論です。センターアースで使えます(ニコニコ)。
今回の入力トランス。昇圧比の取り方によって、センターアースが使えない昇圧比も有るので、ケースバイケースです。
昇圧比を優先に決めて、センターアースの可能な結線の場合だけ、実測して採用します。
あ、今回開けた一番の理由は、先日追加したでっかいフィルムコン。聴感上無駄だったのが判ったので、取り外すのが一番の目的だったと言うのはナイショです(汗)。
だって、高いんだもん(他に使える)。
昨日迄と言うか、今日もたった今迄プリアンプの改造。
なのに、今の作業台の上。
パワーアンプが乗っています。
今している作業。入力トランスの一次側をセンターアースへの変更です。
レモを使っているのだから、この方が理想的・・・・。
って、簡単ではないのですね。
ルンダールの取り説(接続図)にはセンターアースが載ってない。
極普通のアンバランス接続だけ。
センターアースはどうなのよ?と言う実験です。
過去にも数種類のトランスで実験しました。
勿論メーカー指示の無いトランスで・・。
成功率は50%かな?
成功したトランスは明らかに楽器の定位が良くなり、奥行き感も出ます。
失敗は、オシロで見ただけでコリャー駄目だ。
さてさて、どうなりますやら・・・・・。
あ、テストした数種類。全てルンダール。
それ以外のメーカーのトランスの成功率。略ゼロ(早い話が成功した事が無い)。
この辺もルンダールを信頼している理由なんですね。
僕得意の逆相ドライブ。ルンダール以外での成功はまず有り得ません。
最新の技術と素材で作っていると思われるルンダール。
過去の、名器なんて言われているトランスとは次元が違うって気付いている人は・・。。
で、此処で勘違いされると困るのは、ルンダールさえ使えば出来る。って思われる事です。
ルンダールの取り説を見ると判りますが、オーディオ雑誌程度での知識では、使い切れません。ハッキリ言うと、雑誌の記事が間違っているんですけどね。
オーディオ雑誌は過去のトランスの使い方しか説明していないので、最新のトランスの使い方は判っていないですよね。
もうオーディオ雑誌を読まなくなって何年(きっと20年以上)経ったのかなー・・。
序に。ルンダールは凄いんではないんです。理想トランスに少しでも近付け様としているトランスなんですね。
今回のケミコンもそうでした。新しい素材はドンドン進化しています。昔の素材を有り難がるって、僕には新興宗教にしか見えません。
ウェスタンの配線材も、今の常識からは銅の純度、酷いですよね。でも当時としては最高の物だったのです。
技術は進歩している。それだけです。
なのに、今の作業台の上。
パワーアンプが乗っています。
今している作業。入力トランスの一次側をセンターアースへの変更です。
レモを使っているのだから、この方が理想的・・・・。
って、簡単ではないのですね。
ルンダールの取り説(接続図)にはセンターアースが載ってない。
極普通のアンバランス接続だけ。
センターアースはどうなのよ?と言う実験です。
過去にも数種類のトランスで実験しました。
勿論メーカー指示の無いトランスで・・。
成功率は50%かな?
成功したトランスは明らかに楽器の定位が良くなり、奥行き感も出ます。
失敗は、オシロで見ただけでコリャー駄目だ。
さてさて、どうなりますやら・・・・・。
あ、テストした数種類。全てルンダール。
それ以外のメーカーのトランスの成功率。略ゼロ(早い話が成功した事が無い)。
この辺もルンダールを信頼している理由なんですね。
僕得意の逆相ドライブ。ルンダール以外での成功はまず有り得ません。
最新の技術と素材で作っていると思われるルンダール。
過去の、名器なんて言われているトランスとは次元が違うって気付いている人は・・。。
で、此処で勘違いされると困るのは、ルンダールさえ使えば出来る。って思われる事です。
ルンダールの取り説を見ると判りますが、オーディオ雑誌程度での知識では、使い切れません。ハッキリ言うと、雑誌の記事が間違っているんですけどね。
オーディオ雑誌は過去のトランスの使い方しか説明していないので、最新のトランスの使い方は判っていないですよね。
もうオーディオ雑誌を読まなくなって何年(きっと20年以上)経ったのかなー・・。
序に。ルンダールは凄いんではないんです。理想トランスに少しでも近付け様としているトランスなんですね。
今回のケミコンもそうでした。新しい素材はドンドン進化しています。昔の素材を有り難がるって、僕には新興宗教にしか見えません。
ウェスタンの配線材も、今の常識からは銅の純度、酷いですよね。でも当時としては最高の物だったのです。
技術は進歩している。それだけです。
買い物や雑用で、チョット中断していたパワーアンプの調整。
イヤイヤ、またもややっていました。自分のアンプの手抜き行動。
作るところはOKなんですが、図面が・・・・・・・。
本当に略図しか書いてない。
この様な図面は、書いて直ぐは判るんですけど、時間が経つとエーーーート?
と言う事で、昨日は図面の作図にさきました。
数年先に見ても迷わないように・・・(大汗)。
お客様の図面はシッカリ書くのにねー・・・・・。
写真のトランスが入力トランスです。
此れの結線を換えて巻き数比を変更します。
巻き数比が変われば、御馴染のターミネーター抵抗も変更。
何処を弄ってもこの様な地味な調整は必須。
それもしないで、この場合の音は・・・・・・。
って発表しちゃうと、迷惑以外の何者でもないんですけどね・・。
只今は、作業中断中。例のケミコンの入荷を待ってます(本日到着予定)。
トランスの下に見える真空管ソケット。何も配線していないのがナントモ・・・・・。
イヤイヤ、またもややっていました。自分のアンプの手抜き行動。
作るところはOKなんですが、図面が・・・・・・・。
本当に略図しか書いてない。
この様な図面は、書いて直ぐは判るんですけど、時間が経つとエーーーート?
と言う事で、昨日は図面の作図にさきました。
数年先に見ても迷わないように・・・(大汗)。
お客様の図面はシッカリ書くのにねー・・・・・。
写真のトランスが入力トランスです。
此れの結線を換えて巻き数比を変更します。
巻き数比が変われば、御馴染のターミネーター抵抗も変更。
何処を弄ってもこの様な地味な調整は必須。
それもしないで、この場合の音は・・・・・・。
って発表しちゃうと、迷惑以外の何者でもないんですけどね・・。
只今は、作業中断中。例のケミコンの入荷を待ってます(本日到着予定)。
トランスの下に見える真空管ソケット。何も配線していないのがナントモ・・・・・。
急遽、パワーアンプに手を付ける事にしたピンキー君。
また始まりましたよ。どうせやるなら病・・・。
バッファアンプで好結果を出したケミコン。実は耐圧の大きな物も有るのです。
バッファに採用しなかったのは、でか過ぎて入らない。
パワーアンプの中なら入るだろう(そう、だろうです)。
またもや商社のHP。此れなら面白いぞと言うケミコンを20個ポチッ。
今回見つけたケミコンのお陰で、色々と設計変更が出そう。
そうなんですよ。こんな回路(定数)で組みたい。と思っても其れに対応出来る部品がないと作れません。
ケミコンは耐久性の点でも若干不利。
この点も、今回のケミコンは合格。
でも、今回のケミコン騒動。総額は考えない事にしました(チョイとしたギターが買えたかも・・大汗)。
今回の追加分は、先日買ったストラト用のピックアップよりも高いです(笑)。
また始まりましたよ。どうせやるなら病・・・。
バッファアンプで好結果を出したケミコン。実は耐圧の大きな物も有るのです。
バッファに採用しなかったのは、でか過ぎて入らない。
パワーアンプの中なら入るだろう(そう、だろうです)。
またもや商社のHP。此れなら面白いぞと言うケミコンを20個ポチッ。
今回見つけたケミコンのお陰で、色々と設計変更が出そう。
そうなんですよ。こんな回路(定数)で組みたい。と思っても其れに対応出来る部品がないと作れません。
ケミコンは耐久性の点でも若干不利。
この点も、今回のケミコンは合格。
でも、今回のケミコン騒動。総額は考えない事にしました(チョイとしたギターが買えたかも・・大汗)。
今回の追加分は、先日買ったストラト用のピックアップよりも高いです(笑)。