只今の作業机の上。
本当は先にこなしたい仕事が有ったんだけど、作業場所に納品前の製品が鎮座しているので出来ない・・(汗)。
そんな訳で急遽仕事の予定を変更。
今回のアンプ。10数年前に作りました。置き場所の関係で出来るだけ小型に・・。と言うリクエストに応えたアンプです。
今迄のメンテは真空管の交換だけ。他は一切弄らないで動作を続けています。
で、今回・・・・・。
300BからEL34への交換。もう散々やった仕事ですので気は楽です。
此れで僕の作った300Bアンプで300Bの侭で使われているのは残り1セット(笑)。
世の中の流れと全然違うチューンをしているピンキー君。
でもね、この改造をして『元に戻してくれ。』と言った方はゼロ。
皆さん喜んでいます。真空管の寿命もEL34の方が長持ちしますし、交換時点でのコストも大幅に下がります。
お金が掛からなくなって更に高音質。最高のチューンですよね。
考えて見ると、EL34の交換ってした事有ったかなー・・・・・。其の位長寿命です。
本当は先にこなしたい仕事が有ったんだけど、作業場所に納品前の製品が鎮座しているので出来ない・・(汗)。
そんな訳で急遽仕事の予定を変更。
今回のアンプ。10数年前に作りました。置き場所の関係で出来るだけ小型に・・。と言うリクエストに応えたアンプです。
今迄のメンテは真空管の交換だけ。他は一切弄らないで動作を続けています。
で、今回・・・・・。
300BからEL34への交換。もう散々やった仕事ですので気は楽です。
此れで僕の作った300Bアンプで300Bの侭で使われているのは残り1セット(笑)。
世の中の流れと全然違うチューンをしているピンキー君。
でもね、この改造をして『元に戻してくれ。』と言った方はゼロ。
皆さん喜んでいます。真空管の寿命もEL34の方が長持ちしますし、交換時点でのコストも大幅に下がります。
お金が掛からなくなって更に高音質。最高のチューンですよね。
考えて見ると、EL34の交換ってした事有ったかなー・・・・・。其の位長寿命です。
数日前から始めた30年前に作ったパワーアンプのオーバーホール。
オーナーの方が残留ノイズには煩い方なのでやりがいが有ります。音のコントロールは何とか成っても、ノイズレベルを下げるのは腕がばれる瞬間でもあるんですね。
で、交換する大物パーツ。
ご存知チョークトランス。電源のリップルを減らすには大切なパーツ。
LUXの標準回路はダイオード整流。この場合整流直後のコンデンサーに大容量が使えます。
僕は直熱管での整流。この場合整流直後に大容量のコンデンサーは使えません。
このアンプの場合は8μのオイルコンを使用。
PPと言えどもリップルは少ないに越した事は無い。
写真のチョーク、1,6Hしかないんですね。100Hzのリアクタンスは1kΩ。チョイ足りない。
そんな訳でチョークの容量を増やします。今回使うチョークは10H。
此処まで増やせばリップルはかなり減ります。
で、この先が本題。
電源のチョークで音色がかなり変わるんですね。
昔、試聴用に手持ちのLUXのチョークを使ったパワーアンプを作りました。
これが大好評で注文を貰ったのです。
本番はLUXのチョークを使わずに特注のチョークを使いました。
ウソッてな位音質が向上したのです。
で、この特注チョークを使って作られたオイロダインの励磁電源。
其れ成りに満足はしていたんですが悪戯で現在愛用しているメーカー製に交換(実験なので片chだけ)。
明かに左右の音が違って・・・・・・。
勿論現在愛用しているチョークに軍配が。
今回のアンプ、LUXから現在愛用のチョークへの交換ですから楽しみです。
オーナーの方が残留ノイズには煩い方なのでやりがいが有ります。音のコントロールは何とか成っても、ノイズレベルを下げるのは腕がばれる瞬間でもあるんですね。
で、交換する大物パーツ。
ご存知チョークトランス。電源のリップルを減らすには大切なパーツ。
LUXの標準回路はダイオード整流。この場合整流直後のコンデンサーに大容量が使えます。
僕は直熱管での整流。この場合整流直後に大容量のコンデンサーは使えません。
このアンプの場合は8μのオイルコンを使用。
PPと言えどもリップルは少ないに越した事は無い。
写真のチョーク、1,6Hしかないんですね。100Hzのリアクタンスは1kΩ。チョイ足りない。
そんな訳でチョークの容量を増やします。今回使うチョークは10H。
此処まで増やせばリップルはかなり減ります。
で、この先が本題。
電源のチョークで音色がかなり変わるんですね。
昔、試聴用に手持ちのLUXのチョークを使ったパワーアンプを作りました。
これが大好評で注文を貰ったのです。
本番はLUXのチョークを使わずに特注のチョークを使いました。
ウソッてな位音質が向上したのです。
で、この特注チョークを使って作られたオイロダインの励磁電源。
其れ成りに満足はしていたんですが悪戯で現在愛用しているメーカー製に交換(実験なので片chだけ)。
明かに左右の音が違って・・・・・・。
勿論現在愛用しているチョークに軍配が。
今回のアンプ、LUXから現在愛用のチョークへの交換ですから楽しみです。
48時間連続通電テスト。普通は24時間なんですけど作られてから30年以上経っていますので用心です。
結果は・・・・。
綺麗な波形が左右揃って出ています。
完璧ですね。
矩形波も入れましたが問題なし。
これで安心して送れます。
昔、これと同じアンプをナント6年間電源を切らないで使っていた。と言うツワモノがいました(笑)。しかも其のアンプお客様の間で売買された中古品。
ある日持ち込まれて来まして片ch音が出ない。
原因は出力管のダウン。
出力管を差し替えて動作チェック。問題なく動作をした。と言ういわくつきのアンプです。
可也の台数を作りましたが本当に修理に持ち込まれません。
パワー管には目一杯電圧を掛け電流値も絞っていないんですけどね(笑)。
ちなみに今回のEL34の動作点。プレートに400V掛け電流は60mA流しています。
これで全然平気です。
結果は・・・・。
綺麗な波形が左右揃って出ています。
完璧ですね。
矩形波も入れましたが問題なし。
これで安心して送れます。
昔、これと同じアンプをナント6年間電源を切らないで使っていた。と言うツワモノがいました(笑)。しかも其のアンプお客様の間で売買された中古品。
ある日持ち込まれて来まして片ch音が出ない。
原因は出力管のダウン。
出力管を差し替えて動作チェック。問題なく動作をした。と言ういわくつきのアンプです。
可也の台数を作りましたが本当に修理に持ち込まれません。
パワー管には目一杯電圧を掛け電流値も絞っていないんですけどね(笑)。
ちなみに今回のEL34の動作点。プレートに400V掛け電流は60mA流しています。
これで全然平気です。
東北の地から送られて来たパワーアンプ。
僕が独立して間もない頃の作品です。
電源部とシャシはラックスのシャシキット、A3700を利用。
内部は6550三結シングルのステレオアンプ。
整流管を使っているのが僕の拘りなんだけど・・・・・。
中身を見てギョッ。なんと固定バイアス。ラックスの電源には固定バイアス電源も含まれていたのです。
今の僕ならそんなの無視して自己バイアスで組んじゃいますけどね。
当時はメーカーさんを信用していた。メーカーも固定バイアスだし自己バイアスは初心者用の回路。
なんて思っていたのです(大恥)。
故障の原因は目視で直ぐに判りました。整流管のゲッターが完全に消えている。
整流管の交換だけでは終えないピンキー君。
固定バイアスを自己バイアスに変更。
さて測定って思ったら6550の片側、ゲッターの残りが少ない。
この状態では先の寿命も知れている。
お客様の好みを考えると6550よりもEL34の方が喜ばれるのも判っているので、迷わずEL34へ変更(勿論バイアス抵抗は換えましたし1番ピンの配線も変えました)。
只今動作チェック中(勿論OKでして、連続運転テストです)。
あ、整流管のソケットも交換です。
僕が独立して間もない頃の作品です。
電源部とシャシはラックスのシャシキット、A3700を利用。
内部は6550三結シングルのステレオアンプ。
整流管を使っているのが僕の拘りなんだけど・・・・・。
中身を見てギョッ。なんと固定バイアス。ラックスの電源には固定バイアス電源も含まれていたのです。
今の僕ならそんなの無視して自己バイアスで組んじゃいますけどね。
当時はメーカーさんを信用していた。メーカーも固定バイアスだし自己バイアスは初心者用の回路。
なんて思っていたのです(大恥)。
故障の原因は目視で直ぐに判りました。整流管のゲッターが完全に消えている。
整流管の交換だけでは終えないピンキー君。
固定バイアスを自己バイアスに変更。
さて測定って思ったら6550の片側、ゲッターの残りが少ない。
この状態では先の寿命も知れている。
お客様の好みを考えると6550よりもEL34の方が喜ばれるのも判っているので、迷わずEL34へ変更(勿論バイアス抵抗は換えましたし1番ピンの配線も変えました)。
只今動作チェック中(勿論OKでして、連続運転テストです)。
あ、整流管のソケットも交換です。
酔った勢いで無茶な改造に走ってしまったピンキー君。
改造前の状態。
矢印の穴。初段管とパワー管の結合が標準ではCR。
オプションとしてトランス結合が有ります。其のトランスを取り付ける穴なんですね。
勿論82を使う場合と99を使う場合では使うトランスが違います。
でも外寸は同じなので、此処の所はOKなんですね。
問題は82の倍以上電気を喰う99。
色々と調整をしてとりあえず狙いのポイントには合わせました。
で・・・・・・・。
電源トランスの容量を無視して電流を流したので規定の電圧が取れない。
トランスの発熱は大丈夫ですけど、パワー管の電流値も減ったので最大出力が落ちました。
この状態での商品化は無理です。電源トランスを一回り大きな物にしないと無理です。
そう成るとシャシ内に入らない・・・・・。
とりあえず音だけは聞いて見ますが今回は失敗です。
82に戻してトランスを換えて・・・・(アー、メンドイ)。
改造前の状態。
矢印の穴。初段管とパワー管の結合が標準ではCR。
オプションとしてトランス結合が有ります。其のトランスを取り付ける穴なんですね。
勿論82を使う場合と99を使う場合では使うトランスが違います。
でも外寸は同じなので、此処の所はOKなんですね。
問題は82の倍以上電気を喰う99。
色々と調整をしてとりあえず狙いのポイントには合わせました。
で・・・・・・・。
電源トランスの容量を無視して電流を流したので規定の電圧が取れない。
トランスの発熱は大丈夫ですけど、パワー管の電流値も減ったので最大出力が落ちました。
この状態での商品化は無理です。電源トランスを一回り大きな物にしないと無理です。
そう成るとシャシ内に入らない・・・・・。
とりあえず音だけは聞いて見ますが今回は失敗です。
82に戻してトランスを換えて・・・・(アー、メンドイ)。
レコードを楽しんでいたのだけれどオーディオ馬鹿。
プリに対してパワーをもっと良くしたくなった。
いたって簡単で、其の余裕を持たせた設計に成っている。
で・・・・・・。
酔って足元が危ないのに、くそ重いアンプを作業台に乗せた。
写真で判りますよね。ドライブ段とパワー段の結合をCRからトランスに変更。
で、酔った人間は危ない。
ドライブ段の真空管も82から99へ変更(基本設定に入っていない)。
ここが問題。電源トランス、82を前提に設計。99を使うと可也のオーバーロードに成る。
電源トランスが持つんだろうか?正常な人間は諦めますけど酔った人間は強い。
やって見なきゃ判らないよね。トランスから煙が出たら諦めよう(大汗)。
で、この後は酔った頭では危ないので明日の心だー。
プリに対してパワーをもっと良くしたくなった。
いたって簡単で、其の余裕を持たせた設計に成っている。
で・・・・・・。
酔って足元が危ないのに、くそ重いアンプを作業台に乗せた。
写真で判りますよね。ドライブ段とパワー段の結合をCRからトランスに変更。
で、酔った人間は危ない。
ドライブ段の真空管も82から99へ変更(基本設定に入っていない)。
ここが問題。電源トランス、82を前提に設計。99を使うと可也のオーバーロードに成る。
電源トランスが持つんだろうか?正常な人間は諦めますけど酔った人間は強い。
やって見なきゃ判らないよね。トランスから煙が出たら諦めよう(大汗)。
で、この後は酔った頭では危ないので明日の心だー。
昨夜は暫くぶりのレコード三昧。
考えたら三週間近く聞いてなかった。
最初は細々と鳴っていたのに1時間位で豹変。
VRの位置は同じなのに音量が上がる。
楽器の定位も決まって来て・・・・・。
其の後は酔いが廻って撃沈・・・。
今日はバッフルに開けた穴を利用する準備。
作業台の上にはパワーアンプ(チャンデバとして作ったんですけど・・汗)。
そう、もう一組のパワーアンプが必要な今回のテーマ。
もうお判りですよね。ツィーターの追加です。
でも、昨夜の音。ツィーターは要らないかな?と言う鳴り方でしたので、今一気合の入らないピンキー君です。
パワーアンプが乗ったのは出力インピーダンスの変更。
コアキシャルに合わせて16Ω出力だったのを今回は4Ωへ変更。
このインピーダンスで僕が何を使おうとしているか?
お馴染さんならピコンですよね。
考えたら三週間近く聞いてなかった。
最初は細々と鳴っていたのに1時間位で豹変。
VRの位置は同じなのに音量が上がる。
楽器の定位も決まって来て・・・・・。
其の後は酔いが廻って撃沈・・・。
今日はバッフルに開けた穴を利用する準備。
作業台の上にはパワーアンプ(チャンデバとして作ったんですけど・・汗)。
そう、もう一組のパワーアンプが必要な今回のテーマ。
もうお判りですよね。ツィーターの追加です。
でも、昨夜の音。ツィーターは要らないかな?と言う鳴り方でしたので、今一気合の入らないピンキー君です。
パワーアンプが乗ったのは出力インピーダンスの変更。
コアキシャルに合わせて16Ω出力だったのを今回は4Ωへ変更。
このインピーダンスで僕が何を使おうとしているか?
お馴染さんならピコンですよね。