平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
ティップトゥーが熱処理から戻って来ました。
今回は200個を優に超す数量。
其の一部・・。



僕もこんなに大量のティップトゥーを見た事が有りません。

今行っている作業は預かった物の刻印選別。
預かった方に同じ物を返さないといけないですからね。

自分の装置のセットアップは当分先に成りそうで・・・(涙)。




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今回大反響を貰いましたティップトゥーの熱処理。
今回の反響で今後は未処理はまず売れないな?と言う感じです。

沢山の方から使用中のティップトゥーを送って頂きました。
トータル数は100個を軽く超えています。

僕も50個程度出しますので・・・・(笑)。

とりあえず、今回の熱処理受付は締め切らせて頂きます(送ったと言う連絡を頂けた方は大丈夫です)。

納期と価格は追って連絡をさせて頂きます。個数が多いですので通常価格(1個¥1500)よりも安く出せます。

今後の受付は20個単位で受け付けます(其の場合は1個¥1500)。
それ以下の個数の場合は可也高価に成りますのでお勧め出来ません。

少量の場合は僕が発注する時に同時に出せば通常価格でお受けいたします。





昨年末にアルミ材が値上げに成っております。今回受注分は旧価格で販売いたしますが次回からは値上げに成ります。
新しい価格は決定次第HPの価格表で発表させて頂きます。

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今回大騒動に発展しましたティップトゥーの熱処理。
単に今お持ちの処理だけでなく、新しい受注も沢山頂いています。
ストック(20個位)では全然足りなく旋盤屋さんに発注。
ワンロット、定尺の丸棒から取れるだけと言う感じで56~7個作ります。
最初は其の内40個の熱処理と思っていたのですが全数に変更。

でも、今回の違いを僕の所で聞き比べた方、僅かに2名だけ(僕は含めないで)。

僕のブログ記事だけで、とんでもない数の注文を頂いたのです。

つまり、僕の記事を信頼されている。
本当に感謝です。其れと同時に責任の重さも感じています。

これからも宜しくお願いいたします。




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ハハ、タイトルがどこかの安売り店みたいで・・・・(汗)。
実は玄関のショーケース(そんな物も有るんですよ)内に、先にアップしたアダプターが4個有る。

不良在庫品(絶対に売れない)。

ホンジャ・・・・・・・。

エーー。僕の作っているSPUアダプターをお買い上げ先着4名様にプレゼント。

要は市販品と聞き比べてね。と言う事です。捨てるのももったいないし。

チョット遊んでみようと言う方。

コメント欄の管理者にだけ表示にチェックを入れてお申し込み下さい。
現在ストックが有りますので、直ぐにお送り出来ます。

オオット、価格を書くのを忘れた。
¥15000+8%です。

高いですけど、手作りで時間が掛かるのでご勘弁を・・m(__)m





製造工程の一部が此処にアップして有ります。
http://hayashilab.syuriken.jp/auspu01.htm

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僕のところの製品で大ヒットしているのがティップトゥー。

その陰に隠れていながら、ロングセラーのパーツは・・・・・・。

只今の僕の机の上。


暫くぶりに見るこいつ。
箱の中は・・。


蓋を開けると・・。


ご存知SPU-G。

中身を取り出します。


こんな感じでカバーされている。
ちまたでは、SPUはこのシェル込みで音作りされている。
外して使ってはNG。
SPUの開発者への冒涜である。

と言う事は僕はとんでもない冒涜者と言う訳で・・・・・。


そんな迷信はほっといてサッサとカートリッジ本体を外します。

中はダイキャスト製のアダプターを介してシェルに取り付けて有るんだけど、昔はこのアダプター。
ペラペラの真鍮板で作られていた。
音作りをしたのなら途中で変更って・・・?

まあ、本当の理由は判っているんだけど、書き出すと長く成るので別の機会に・・。


SPUを市販のヘッドシェルには取り付け不能。
理由は写真でも判る通り、背中にマグネットが飛び出ていて平らじゃない。

で、僕と同じ考えの数社がアダプターを開発。
シェルとSPUの間に挟み、マグネットの出っ張りを隠す物。

僕も数年こいつのお世話に。
使い出すとGシェルってどうしようもない粗悪品って判る。

その内にふと思いついた。
カートリッジの振動系はマグネットに対して動いている。
そのマグネットのサポートが甘かったら・・・・・。

市販のアダプターは単に挟むだけなので、SPUのプラスチックボディを介してマグネットをサポート。
あのボディの機械強度は考えただけでもおぞましく・・・・・。

だったら、出っ張っているマグネットを直にクランプしちゃえ。






普通一体構造のアダプターを左右に分け、ビスでマグネットを挟みつける構造。
このアダプターをシェルに取り付けるので、間にプラスチックは介在しない。

作り出してから10年以上経つと思うんだけど、未だに売れています。
嬉しい事に最初1個買われた方から、追加注文を貰う事も結構多くて・・(感謝)。

SPUってシリーズで何種類も有るので、数種類持っている方は全てに使って貰っています。

製作当初は僕のアームに取り付ける事だけを考えていて、機械強度の低い一般のアームではこのアダプターの性能は出せないと思っていたら、なんと一般のアームでもバッチリ。

と言う事で、10年以上経った今でも売れ続けています。




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数日前にアップしたターンテーブルシート。
このネタはかなり以前にアップしているんですけどねー・・・・。

正直驚いた。
直ぐに注文が4枚。

僕の店の規模から言ってこれは凄い(笑)。

でも、笑えるのが全員違う色を指定して来た。
個性が有ると言うか、人と同じのは・・・(勿論注文をくれた人達は他の人の注文色は知りません)。

で・・・・・・。



量産開始。と思ったけど2枚切った所で目がくらくら。
遠視には(老眼とは絶対に言わない)成りたくない。

チョットのコーヒータイム後に残り2枚を切り出します。



基本的にこのシートは僕のターンテーブルの純正シートです。
市販のターンテーブルに使う場合は、ターンテーブルの上面がフラットな事が条件です。
中心や周辺に段差の有る(凸の有る)ターンテーブルには使えません。

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昨日は、最近僕のプリをお買い上げ頂いたお客様のところへ・・・・。
納めさせて頂いてから一月半。

かなり落ち着いて来ました。各パーツが新品ですから音楽を覚えさせないといけないのです。
そう音楽を覚えさせる。

と言う事は使う人の好みの音楽を覚えます。

つまりエージングは人にやらせては駄目。自分の音楽を覚えさせる・・・・・。

要はアンプがオーナーの方の音楽を覚えて来た。と言う事なんですね。

で、昨日はまず電源極性のチェック。

パワーアンプだけ逆相で他は正常。
パワーアンプだけ電源コンセントを逆に挿し直します。

音出しをしたらオーナーの方はニコッ。

やり方はHPに詳しく載せています。絶対条件は耳で合わせては駄目。テスターを使って合わせる事。
機械によっては極性チェック機能を持たせた物も有りますが、こいつを信用しない事。
平気で逆接続を正常って言っているメーカーが有ります。

最後の締めは・・・・・・。
ハイ、タイトル。
実はプリ本体には取り付け済み。
あまりモノ効果に電源にも取り付けたい。と言う事で持って行ったのです。

バッチリ効果が出ました。電源部でも変わってしまうのは判らない?って思う方もいるでしょうけど、下手な考え休むに似たり。実践有るのみ。

で、御愛用のスピーカー。標準でスパイクピンが付いています。
例の形状ですので床に刺さってしまう。
と言う理由で純正のピンは取り外されていました。

ティップトゥーを誤解されている方に多いのは、このスパイクピンと同じ事を狙っているって思っているんですね。
答えはブッブー。丸ッ切り違う原理です。

で、スピーカーの下にも使いたい。問題は標準スパイクピンの取り付けネジ寸法。
M6です。
ティップトゥーのネジはM4で切って有る。

さあ・・・・。
エー対策は簡単。僕の旋盤でティップトゥーのネジをM6に切り直し、M6のイモネジを入手すればOK。

と言う事で、M4よりも太いネジが必要な方はお問い合わせ下さい。とんでもない寸法でなければ対応出来ます。

あ、それと僕への質問、連絡等に此処の拍手への書き込みはご遠慮下さい。
と言うのは拍手への返答は出来ないのです。

その辺の場合は、


http://hayashilab.syuriken.jp/audio.htm

このページ(HP)の一番下の辺りに僕への連絡の出来る質問箱が設置されています。
これをご利用下さい。




あ、今回お伺いしたもう一つの仕事(こいつがメイン)。
プリアンプを納めた時に引き取って来たタンノイのユニット。
モニターゴールドです。

以前にもアップした通り、正常なタンノイはまずゼロ。
と言う事でオーバーホール。

バイクの世界では極常識な、組み立て直し。
要は工場出荷時の組み立てを信頼していない。

オーディオの世界も同じです。

今回も一切部品交換はしていません。
要は組み立て精度を僕の限界まで上げた。
其れだけなんですが、出て来た音は・・・・・・・。

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先日、僕オリジナルのターンテーブルシートの受注。
早速作ったんだけど・・・・・。

在庫の材料が残ってない。拙いな、あの材料・・・・・。

可也以前のブログを見れば判ると思うんですけど、この材料に行き当たったのは完全に幸運。
それ迄使っていたシートのメーカーが倒産(M社)。

残りは2枚しかない。

僕としては必死。シートだけを売るなんてけちな事ではなく、ターンテーブルを買って貰う。その時にはターンテーブルシートが付いているのが普通。
それ迄気に入っていたシートの入手が不可能に成った。

物を作る人間として、今までの物より落ちる物は出したくない。極普通の感情です(儲かる方を選ぶ人には関係の無い事なんですけど)。

その後の僕はホームセンター巡り。
代わりに使える材料を探して・・・・・。

笑っちゃうでしょうけど花柄のテーブルクロスまで買いました。
経験から、音の良い材料の素性は判っています。
少なくとも、ゴムは絶対に駄目(本当に絶対に駄目ですよ)。
QRKが良かったのもフェルトを使っていたから。
ガラードもゴムを止めたらもうチョイは・・・・・。

ハイ、反論は受け付けません(笑)。僕以上にターンテーブルを聴きまくったって人、知りませんから(本当に僕以上にターンテーブルの差を聴いた人、尊敬します)。

チョイ、話が飛んじゃいましたね。

で、シート。本当に重要です。
音楽ソースの源のレコードを支えているんですから。
そう考えたら、ゴムの様な反発材料を使ったら・・・・・(判る人はエライ)。

まあ、そんな訳でシートの材料を散々探しました。

で、僕としての最良の材料。



あるホームセンターで見つけました。
で、判りますよね。ホームセンターの商品は売れなきゃサッサと無くなる。

今日、買いに行く迄はハラハラ。

店頭に同じ物を発見した時にはヤッター。

早速、必要以上に購入。
ホームセンターとしては売れればこの後も扱うんです。

で、この材料の素性をある人に言ったんですね。
そうしたら、近くのホームセンターで買おうとした。

あのですね・・・・。

極普通に出回っている材料です。
と言う事は、店によって扱うメーカーも違う。
メーカーが違ったら・・・・・(もう言う迄も無いですよね)。

音響材料としては作っていない材料です。
ターンテーブルシートとして最適です。なんて言ったって、作っているメーカーにとってはハ~~~?

つまり、数年前に偶然に見つけた材料。
こいつと同じ物が手に入らなかったらまた探すしかないんですね。

きっと2年ぶりに買いに行ったと思います。
同じ材料を見つけた僕の気持ち、判りますよね。







あ、ちなみに4色選べます。
ブラック、ベージュ、ブラウン、レッド。
最初の頃はブラウンが売れました。
へそ曲がりのピンキー君はレッドをチョイス。
数年間、レッドは全く売れなかったんですけど、最近の売れ筋はレッド。
僕は先を行き過ぎているんですかねー(笑)。

赤いターンテーブルシート、お洒落ですよ。

オオット、大事な事を忘れてた。
M社のシートよりもはるかに良い反応を示している現在のシート、完全に怪我の功名です。

もし、M社のシートを未だに使っている人にはこのシートお勧めです。
¥3500です。

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