平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
エーー。バッファアンプのお披露目です。



お客様用のブラック仕様。

とてもCDプレーヤー用には見えませんよね。
でも、市販のCDプレーヤーが手を抜いている部分でもあるのです。
僕の此れまでの経験で、CDプレーヤーで一番大事なのがアナログ部分。
デジタル部への頑張りを謳っているプレーヤーは多いですが、アナログ部を頑張りましたと言う市販品を知りません。

昨日は最終チェック。トランスの二次側の抵抗値の最適化です。
トランスを生かすも殺すも此の抵抗値しだいです。

大切なのは聴感で決めてはいけません。オシロを使って周波数特性をキチット合わせるのが基本。
逆を言えばオシロを持っていない(使えない)方にはトランス結合は無理なのです。

理由は過去に何度も書いていますのでカット。

で、僕用のアンプですか?

エーーーー、シャシの色が凄いので当分秘密です。


けさ。国道の復旧状態のお知らせがやっと届きました(遅いよ)。
国道の状況はかなり悪く、今現在復興工事の方法を検討中(要はまだ掛かっていない)。
直ぐ北側の迂回路も、写真を見るかぎり年内は無理ですね。
此方を先に復興すると成っていますが、下手すると来春に成る可能性大と思いました。

と言う訳で、お願いです。
たった一つの迂回路。必要の無い方は使わないで下さい。
此処も雪が降ったら長期通行止めに成ります(除雪車が入れない)。

今年の冬は、大量の食料と灯油の準備が必要。
ガンバラナ・・。

道志方面へは、中央道相模湖インターで降りて県道76で青根へ抜けて下さい。

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細かな用事が多くて中々進まなかったバッファアンプ。

エーーー。本日完成(パチパチパチ)。
出来上がったんだけど、彫刻を頼んだシャシ前面が出来上がって来ないので・・・(嬉しさ半分)。

同時進行のお客様の分はOKです。

要調整部分の抵抗は、僕のにだけ取り付けます。

いつもどおりアンプに火を入れます。素早く各部の電圧チェック。
お客様のアンプへ抵抗を取り付けなかったのは正解。
一箇所だけですが(両chなので正しくは2個)抵抗値を変更。

前にアップしました回路図。
電源部分のB出力の1,2kΩを2kΩへ変更です。
要はECC99に流れる電流値が、計算値よりも多かったのです。
調整箇所は其処だけです。

さて、お客様から預かったCDプレーヤーの改造です。
DACからのダイレクト出力へ改造します。

納品ももう直ぐです。



昨日、チョイの急用で八王子へ・・・。
まだ道路は遠回りの迂回路。
此処を使うと、帰ってからの疲労感が何時もよりも多い。
毎日通勤で走っている人、大変だろーなー・・・。

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考えて見ると電卓の計算だけの定数アップも面白いかなと・・・・。
計算だけでの定数と、実際に動作させてからの定数の変更って興味がありませんか?

そんな訳で・・・・・・。



電源のリップルフィルターのコンデンサー容量は、ハムの出ない範囲で出来るだけ小容量を使います。
でかいのを使えばハムは簡単に消えますが、音質がボケるんですね。

シャシが上がって来たら(アルマイト加工)組み立て開始。
計算上と同じ電圧(電流)でしたらOK。
違う場合は微調整です。

ちなみにDAコンバーターの出力には2:1のトランスが入ります。
昔は1;1のトランス(一番安定したデーターが出せる)ばかり使っていましたが、今はインピーダンスを考えて、昇圧したり降圧したりしています。



エーーー。気付いた方がいるかと・・・・・。
CD用のアナログアンプ。一般には入力にハイカット(ローパス)フィルターが入ります。
最初は入れるつもりだったのですが、DACとアナログアンプの間に2個もトランスが入るんですね。
トランスは良質なバンドパスフィルター。
トランスがやってくれるんではないかな?
そんな訳で、取りあえずフィルター無しで行きます。
拙かったら入れれば良いだけですので。

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CDをもっと良い音で・・・。
そんな訳で、プリアンプを作っている最中なのに、強引に入れてしまったバッファアンプ。

シャシが削り終えました。



2台分なので其れ成りの多さ。

穴の開いている天板のサイズは400×230。

重量も其れ成りに成ります。

これからアルマイト屋さんへ出すんだけど、世の中は3連休(僕は此処へ引っ越してから3連休なんて・・・・涙)。
連休明けにアルマイト屋さんへ出して来ます。

で、連休中は?

ハイ、待って貰っているアンプのオーバーホールに掛かります(休んでいる暇は無い)。


あ、大事な追記。
試作品(僕のアンプ)が完成しましたら回路図をアップします。
今出来ないのは、定数が未定(電気を流して見ないと判らない)ですので。
初めての定数までのアップです(笑)。

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CDバッファアンプ。シャシの削り出しが始まりました。
今回は、僕のとお客様との二台分。

フライスで削りながら考えた。
僕のはアルマイト掛けちゃおうかな?

最近美的センスが壊れた(元々無いとは言わないでね)ピンキー君。
今のプリに似合う色を・・・・・・・。

高いんだよねーー。カラーアルマイト。
でも、先日来られたお客様もプリのパネルを気に入ったみたいだし・・・・。

やっちゃおうかな。カラーアルマイト。

もち、色はナイショです。




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室内改装で中断していたプリアンプの製作。
基本は出来上がっていたのですが、動作チェック(調整)が未だでした。

室内の物の移動が略終わり、プリアンプ再開です。



なにしろ真空管の数が多い。電源も4電源だし・・・・・・。

此のアンプに僕が馴れていないのも有って、四苦八苦。
くだらないミス連発。
全電源を同時に入れると危ないので、一つずつ繋ぐんだけどコイツを間違える。
『アレッ、電流が流れない。』なんて感じで・・・・(恥)。

動作点の調整も終わりフィニッシュです。
底板の取り付け(笑)。

早速音出しをしたいんだけど、コイツとペアーのパワーアンプが出来ていない。
そんな訳でお預けです。

その後、始めたのがコイツ。



お待たせしました。CD用のバッファアンプ。
まず、部品の配置から・・。

電源トランスがトランス屋のミスでチョイ手直し。
サイズは判ったので工作用紙を代用。

あ、此の写真は取りあえず置いただけ。
これから真剣に考えます。
小さなブリッジダイオードは、パイロットランプ用。
小型の機械なので、パイロットも小さくしたかったのです(これは見積もりに入っていなかったなー・・・笑)。
たった一段増幅のアンプに、此のトランスの数。
更にDAコンバーターの出口にも1組入れます。

トランスを入れりゃー良い、なんて単純には考えていません。
良質のトランスを、最適な方法で働かせる。
各部の信号レベルとインピーダンスを考慮に入れて。





数時間後の追記です。
バッファアンプ。写真とは丸ッ切り違う配置に成りました。
シャシサイズは幅が400、奥行き230。
シャシの厚みは90。
結構大型です。でもシャシの中は目一杯混雑。

さあ、シャシ材料を注文しなくちゃ。

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使用するトランスが決まり、各部の信号レベルが判りました。

この信号レベルが判らないと、真空管の動作点を決められないんですね。
正直、この辺を判って設計しているな。と思える回路図には殆どお目にかかりません。

今回のDACの最大出力は60mV。
その後にトランスを入れて1/2で出力されます。

バッファアンプの入力には1:8のトランスを入れますので、240mVの耐入力で真空管の動作点を決めます。

真空管の動作原理の判っている方ならハハ~~~ン。
アナログと違って、これ以上の入力は考えなくても良いんですね。

僕のアンプ作りのノウハウは、この真空管の動作点とアースラインの引き回し。
CR素子の音の違いなんてどうでも良いんです。その辺は好み。
基本は真空管の動作点とアースライン。

此れが出来てから、素子(真空管、トランスも含む)の音の違いを言うべきなんですけどね。


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具体的な設計に入りましたCD用のバッファアンプ。
よくよく考えると、CDの為に3台の機械を使うんだー・・・(汗)。

まずCECのCDメカ(これからはデジタル信号が出る)。
次がソフトンのDAコンバーター(アナログ部は外しDAC単体からの出力)。
上記からの出力は60mVしかないので5~10倍程度増幅するアンプ(今回作る物)。

こう成ると、アンプ本体に電源を内蔵させないと、とんでもないものに成っちまう。
僕の作る電源はかなりしっかりとした物だから、小型のパワーアンプ程度の大きさに成るのかなー・・・・。

で、タイトルです。

最初のトランスはDACの出力に噛ませます。
アナログ出力をシールド線で引き出します。
此処の出力インピーダンスを下げたい。
つまり此処のトランスは2:1程度の減圧トランスに成ります。

続いて今回のアンプの入力に1個。此処は5倍程度に持ち上げます。
真空管増幅後の出力トランス。此れは10:1程度の減圧(出力インピーダンスを下げたい)。

計算上のトータルゲインは略5倍。
プリのフラット段で持ち上げますので、パワーアンプの駆動には問題ありません(パワーアンプの定格入力が1Vと考えています)。

この程度の出力ですと、フォノとの音量差が少ないのです。
一般のCDは、同じVR位置ではフォノよりも可也大きな音量に成りますので、使い辛いんですね。





この設計でお判りでしょうが、シールド線が負荷に成る所の出力インピーダンスを低くしますと、シールド線の悪影響を受け辛くなります。

使う予定のOPTは、4,5:1 9:1 18:1 の3種類が選べますので、トータルゲインは調整可能です。

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