平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今月の初め、中部電力の件をアップしました。その時に詳しくアップしなかったので続きです。
数日前に貸し出してあったプレーヤーを引き取って来ましたので其れ成りの結論が出ました。
今回4~50km離れた同じ電力地区も測定できましたし・・。

今回の貸し出したお客様。
正月にも一度貸し出したのです。
その時に原因不明の回転ムラ(ピアノで判る範囲です)。
兎に角原因が判りません。1週間後に引き取り此方で散々とチェック。
此方では機嫌良く回りましたし(バッテリー電源での60Hzです)・・。

チョット思い付く事が有りましたので先月末に再度貸し出しに成ったのです。
繋いだ瞬間、ヤハリ若干の回転ムラ。

実はその時にオシロスコープとバッテリー電源も持って行ったのです。
まずオシロで波形と周波数チェック(デジタル表示の周波数カウンターがついています)。
波形は見た瞬間オシロが壊れたかと・・・・。
サインウェーブの頭と谷の部分が見事にちょん切れてクリップしたアンプの波形にそっくり。
周波数の数字も落ち着きません。

其処でバッテリー電源に交換したのですね。ウソッと思うくらいの変化(東電よりも変化の度合いが大きい)。音に付帯音が無くなり回転ムラも解消。
何度も電力とバッテリーの繋ぎ換え(コンセントを差し替えるだけですけどね)。
何度やっても同じ結果。もう一度波形のチェック。
先よりは波形のちょん切れた部分が小さくなっているけど周波数は相変わらず落ち着かない。
そんな訳で、プレーヤーと一緒にバッテリー電源も置いて来る事に成ったのです。

数日前のプレーヤーの引き取り。その後数十キロ離れた同じ県下のお客様。
ここでもオシロでのチェックをさせて貰いました。
結果は綺麗な波形(頭が切れていません)。周波数も若干の振れは有りますが先のお客さまの所と比べると段違いに少ない。
更にこのお客様のターンテーブルが超重量級なので若干の回転ムラは吸収する筈。

世の中、サーボモーターばかりですし、その他の電気機器も50Hz、60Hz両用が殆どです。つまり周波数に左右されない機械が増えたのです(日本の電力事情を考えれば家電メーカーとして当たり前の対応です)。

シンクロナスモーターを使いたいなら電力は自分で工夫する。辛い世の中に成りました。



僕が薦めていますバッテリー電源。
此れに使う機器の販売は行っておりません。代理店でも無いのでアフターフォローが難しいのです。
此れに関しての質問はお受けしますし当方のノウハウも全てお教えします。
只、ご購入はご自身で行い、フォローは買ったお店へ直接お願いします。

使い出して数ヶ月に成りますが、いたって調子良く働いていますし、バッテリー液の補充も一切必要ない状態です。

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