平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
ドンドン増殖中のエレキギター。本人が一番驚いている。マサカ・・・・・・・・。
でも、手元で接して初めて判る事も沢山有ります。
要は授業料です。

で、最後に手に入れたジャパンフェンダーのハイブリットシリーズ。
50sテレキャスター。

此の世界を熟知している方には退屈な話ですけど、オーディオの流れで此処を見ている人の為に・・・。

テレキャスターは、最初はブロードキャスターと言う名前で1940年代後期に発売に成りました。
此の名前は商標に引っかかり、後年(52年ごろ)テレキャスターに改名され、現在に至っています。
つまり、もの凄く長い期間作られ続けているギターなのです。
フェンダー社は、その後色々なギターを発売しましたが、ストラトキャスターを除いてテレキャスターを平均値で凌ぐギターを作れなかったのです。

勿論フェンダー社も手をこまねいていた訳では有りません。
音楽の変化に伴い、テレキャスターにも手を加えて行きました。

結果、昔の仕様のコピーモデル(その当時の音が欲しい)が作られる様に成ったのですね。昔の仕様をビンテージモデル。現在の仕様をモダン仕様。

で、僕のハイブリットは新旧の良い所(此れには個人差が多い)を混ぜ合わせ(つまりハイブリット)たシリーズです。
ハイブリットシリーズにも、旧型のエッセンスをどの年代に合わせるか?
と言う事で、年代を選べます。
年代によって、ボディーの材質も換えています。
僕に合う材質はアッシュ。と言う事で50s仕様のハイブリットを選んだのです。
勿論、ボディー材質だけではなく、色々と仕様が変わっています。


テレキャスターの標準的な景色。
手前、ブリッジに取り付けて有るリア側のピックアップ(シングルコイルとしては若干大きい)と、ネック側の小さめのピックアップ(金属ケース付き)。


此の写真でピックアップの両側に取り付けビスが見えません。
この場合は、ピックアップがボディ本体にマウントされています。

50s後期には、ピックガードへ取り付けられました。


ピックアップの両サイドに取り付けビスが見られます。
つまり、ガッチリとしたボディーから、フニャフニャのピックガードへ取り付け方法が変わったのです。

此の音の差は結構大きくて・・・・。
ハイブリットでボディマウントは50s仕様だけ。

で、この小さなピックアップの音に参っています。
僕のイメージとは全然違う音。
特に僕の場合、負荷抵抗値を選べる様に改造したので、バランスは自由自在。

テレキャスのキャンキャンした音とは全然違います。
で、ボディマウントとの所為か、ピッキングに凄くシビア。

練習にこんなに厳しいギターは・・・(ストラトは良い意味で誤魔化してくれます、笑)。
残り2本のシンライン(テレキャスのセミアコースティック仕様)もピックガードマウントなので、誤魔化してくれる・・・・。

最近は、僕に厳しい此のテレキャスばかり使っています(なぜか気に入った)。
単に厳しいだけでは此方も疲れますが、上手く行った時の美音(本当に偶にです、汗)。

最初に買ったアメプロストラトの略半値。
改造も全然していません(改造をしたい不満点を感じない)。
あ、電気系だけは届いたその日に改造。
完全な新品を即バラしている自分に・・・・・・・(笑)。

1年前でしたら出来ませんでしたね。
1年間の経験で、バラす事に抵抗が無く・・・。

酔った勢いで、完全に衝動買いだったテレキャス。
良い相棒が来た見たいです。




テレキャス独特の3連サドル。
1本ずつのオクターブ調整が出来ません。
そんな訳で1年前に買ったテレキャス(フジゲンシンライン)は6連サドルへ即交換。

今は、その必要性を感じていません。
ギターって、押弦で音程が変わっちゃうんですよね。
3連サドルでしか出せない音楽性(って初心者が粋がっています)。

只今貸し出し中のフジゲンシンライン。
帰って来たら3連サドルに戻す様ですね。

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