平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
EL34 PPモノラルアンプの修理。
取り敢えず1台目の動作チェックは成功。

で、2台目に掛かりました。
1台目と同じ定数で組んだのですが・・・・・・・・。

まあ普通に真空管の電流を計りますよね。
少ないんですよ。特に出力管の電流が・・。

なんで?

で、元々の電圧を計ったら50V近く低い。ウソッ・・・・。

ハイ、ピンキー君はオッチョコチョイです。
アンプを正面からジックリと見たら気付くのが普通。

2台のアンプの整流管が違っていたのです。
最初の1台には本物のGZ34。
2台目には前にアップした偽物GZ34。



写真左の小型の方が本物です。
この場合問題に成るのが、お互いの真空管の内部抵抗。
偽物の方が大きいのです。

結果整流後の電圧に50V近くの差が出てしまいました。
この辺もコンデンサーインプットの使いにくい点ですね。

2台動かして、初段管のEF86は、片chの電流値が落ちていました。
いま、良質なEF86って有るのだろうか?
最近は全然使っていない真空管なので、自信が無いのです。

それなら使い慣れているECC82にしちゃえ(笑)。

初段管をEF86に拘る必要なんて全然無いのです。

と言う事で、またもや設計変更です。

マニアの方は、整流管を差し替えてこちらの方が音が良い。なんて判断していますが、出力電圧を計っていますか?
電圧を同じにして聴き比べないと基準点が変わって来ますので・・・。

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