平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今日は朝から室内に籠りっぱなし。一度も庭を見ていないのに気が付いた。
まず、家に居るのなら1日に1回は庭を見に出ています。

良い意味での頭のリフレッシュ。

で、今日の夕方(もう薄暗くなっている)の縁側の状態。


冬越しの鉢がいっぱい。此処なら寒さをしのげますし(と言っても朝方は氷点下に成っている)、霜に当たらないのがなにより。

去年の12月に入って来たバラ苗5株(大き目の鉢です)の前に小さな鉢に植えて有る小さな株。
11月の13日にバラの剪定をしました(と言っても大した事では無く、邪魔に成りそうな枝を切っただけです)。
捨てるのも惜しいので、5本に分割。其々を3号鉢に挿しました(挿し木です)。


もう一ヶ月半以上。一ヶ月枯れないなら略成功と言われていますが、それは春に挿した場合。初冬ですので気温も低く、発根にも時間が掛かるのです。
でも、不思議と5本共に枯れている様子は無く、ナントナント・・・・。


小さな新芽を出して来たのです。まさか5本共成功するとは思ってもいなかったですし、上手く行っても植える場所は僕の庭にはもう無い・・・(涙)。

何人かに声を掛けたら、皆さん『欲しい。』
で、僕は『渡せるのは来年(令和7年)の春ですよ。』

挿し木から育てるバラは、売っている苗と違うのです。
売っている苗は接ぎ木をしています。現代のバラって、人間が作った(品種改良)物ばかり。
品種改良は花を綺麗にする事が優先されて、根っこの方に気が廻っていないのです。
結果、花は綺麗だけど根の伸びが悪く、成長も遅く病気や害虫にも弱い。と言うのが現代のバラなのです。

その為に、根の部分は原種(日本ではノイバラを使う)を使い、地上部に咲かせたい種類のバラを接ぎ木して育てると言う、なんだかな?と言う世界です。
果樹の苗木も殆どそうですね。

そう言う訳ですから、この挿し木の苗も、充分な根っこが出る迄は渡せないんですね。
根が小さいうちは小さな鉢で育てて、育つのを待って少しずつ大きな鉢へ植え替えます。

1年間で2回程度鉢増をする様かなー、と思っているのですがバラを育てるのは初めてなので・・・。

最近、花を見るのも好きですが、育てる方がもっと楽しい(汗)。今現在欲しいと手を上げてくれているのが4人。失敗したら拙いので、もう一株は誰にも声を掛けないで、育ったら声掛けですね。

世の常識として挿し木や挿し芽は春(5~6月)行うのが一般的です。
ところが僕がその時期に行うと殆ど失敗。
不思議と11月上旬にすると成功率が無茶苦茶高いのです。
へそ曲がりなのかなー・・・・・・。

拍手[5回]


コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

Pass:
秘密: 管理者にだけ表示
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック