平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
本当は1月に入ってからする予定だったのだけれども・・・・。
バラの誘引です。
今、庭に植えて有るバラはツルバラと呼ばれている品種(此れ1本だけ)。

ツルと呼ばれてはいますが、朝顔の様に自分から絡め着くと言う事は出来ないんですね。
自然界では、隣の背の高い植物に這って(トゲを利用して)伸びるのです。
何とも面倒な性格です。ちなみに日本以外ではクライミングローズと呼ばれています。
この方が実際の姿を現していますよね。

で、冬に成って成長が止まった。
その位置が中途半端。アーチには高いし、後ろの藤棚には届かない。
散々迷った結果が・・・・。



アーチから斜めに藤棚へ支柱を取り付けました。
其処へバラを誘引させれば来春には藤棚に届く。と言う予定です(バラが予定通りに育つのかは・・)。


もう1本、チョイ短めの枝(シュートと呼びます)はアーチへ誘引。



なんせ初めてのバラ栽培。上手く行くかは明日の心だー(暫くぶりに出た)。


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皆様、明けましておめでとう御座います。
今年、私は年男に成りました。6度め(誕生年は含めない)の年男です。
前回の年男の年には此の地への移動と言う大転換が有りました。
今年も良い意味での大転換が起きると良いのですが・・。



この冬でも咲いているアネモネです(庭先です)。
たった今撮った写真です。
この寒さにも負けないで咲いています。
僕も負けないでこの一年を過ごして行きたいと思っています。

昨年同様に本年もよろしくお願いいたします。

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昨日は暫くぶりの機械加工。
旋盤とフライス盤に頑張って貰いました。

先にアップしました6J5からECC82へのコンバートです。
単に差し替えると言うのは絶対に不可能。
だって真空管ソケットが丸っ切り違うのですから(笑)。
ソケットの取り付け穴径が丸っ切り違いますので、ソケットアダプターを作りました。


外周に近い二つの穴が、現在のソケットの位置に合わせた穴。
内周に近い方の穴が、新しいソケットの取り付け穴。
穴位置が、今のシャシに干渉しますので、肉厚に作りねじを切りました。


更にチョイのお化粧。


上側の外周に面取り加工。必要は無いのですがこの方がカッコイイ。

取り付けたシャシの内部。


此処迄で頭が疲れてコーヒータイム。

この後CR類の取り付け。一番大切なECC82の動作点の調整。
真空管の音を色々と言う方がいますが、真空管の音って動作点の取り方で結構変わるのです。
ですから、色々な動作点を確かめて、其れでも出て来る個性がその真空管の音ですので、1機種のアンプで差し替え試聴って結構ヤバイ試聴方法なのです。





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乾燥の終えた1台目を作業机の上に移動(2台目は玄関前で乾燥中、笑)。
で、30年近く前に作られたアンプの内部。


無茶苦茶綺麗です。
埃が溜まり易い高圧回路部分。


普通、長期に使われたアンプの中身は埃でいっぱい。掃除はまず不可能。
特に高電圧の配線やコンデンサーには埃が吸い寄せられて、見るも無残が普通です。


整流管ソケット周り。高電圧が一番かかる部分ですが埃はゼロ。

一般の真空管アンプ(ある程度の期間使用した)の中を覗いた方なら首をひねると思います(なんでこんなに綺麗なの?)。
僕のシャシを使ったアンプでしたらこれが極普通。

種を明かしますと、シャシに放熱口が一切開いていないのです。
つまり外部からの空気の流入が無いので、埃も入らない。と言う訳です。
此れが出来るのは、厚手のアルミを使っているからなんですね。
アルミは非常に熱伝導率の良い金属ですので、シャシを放熱板として使っているのです。

鉄やステンレスでは絶対に使えない方法です。

で、なぜ埃を嫌うのか?
エーーー簡単に言いますと事故防止。
真空管ソケットで考えますね。
整流管や出力管には高電圧が掛かっていますので、埃を吸い寄せてしまうのです(絶縁体は関係有りません)。
真空管ソケットの金属部分は剥き出し、其処へ埃が溜まり日本の高湿度に成ったら・・・・・。

もう判りますよね。メーカー製の真空管アンプで、この事故を何度も見て来ています。
プリント基板なんかでしたら更に危ない(LUX社のアンプでこの事故を沢山見て来ました)。

埃を嫌うもう一つの理由。
修理する時に手が汚れるのですよ(汗)。

写真の様に綺麗な状態を保ってくれていると、修理にも気合が入ります。
99%正常に動作する自信が有りますので、初段管の交換から始めます。



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1年前に20球ほどのユリの球根を植えました。
今年の初夏には見事に咲いて、近所のおばちゃんたちを喜ばせました。
そう成ると調子に乗ってしまうピンキー君。

今年の秋には更に17球を追加。
チューリップと違って球根が大きいので植え付け場所も取ります。
庭のあちこちを掘り起こし、土壌改良。
10月末から11月初めに掛けて植え込み(土壌改良をしながらなので時間が掛かる)。
17球の内6球が鉄砲ユリ。名前は知っていますが現物は知らない。更に、他のユリと一緒だろう程度の考えで植え込んだものだから・・・・・・。


6球の内、先に植えた3球が発芽。

特に1球は・・。


去年に植えた球根の発芽は今年の3月。
もう発芽したって・・(ウソッ)。
で、慌てて鉄砲ユリをネットで検索。
12月に発芽をするので、霜に注意。

霜よけを考えなくちゃ・・・・(大汗)。




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昨日一日掛けてプリアンプが完全に完成(パチパチパチ)。
今日からパワーアンプに掛かります。
回路は単純ですのでその辺は楽なのですが、今回は旋盤加工が入ります。

その前にお掃除お掃除・・。
引き上げて来て玄関に鎮座していたパワーアンプ。




お馴染みの300Bシングルモノラルアンプ。
つまり此れが2台有ります。
汚れの無い所は、引き上げる時に手に汚れが移った部分(汗)。
引き取る時にはまんべんなく汚れていました。

写真は2台目で1台目は玄関先で酒ケースの上。


まあ、こんな感じです。マジックリンをタップリと噴射。10分ほど待ってから水道水を掛けました。
前にも書きましたが、絶対に真似をしないで下さいね。オーバーホールをするのを前提の作業ですし、トランス類はケース内でエポキシで埋められている構造です。
コアが剥き出しのトランスでしたら絶対にやらない作業なのです。

今日は曇天なので乾燥には時間が掛かりそう。2台目は明日かなー・・・。



何となく水洗いでは無いのです。

底板を外して内部に水が溜まらない様にしています。
更に

酒ケースとアンプとの間に厚板を挟み、斜めに固定。
こうすると水は後ろに流れて溜まりません。

でも、今回ほど遠慮なく水洗いをしたのは初めてです(それだけ汚れが酷かった)。

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10月30日に100球以上植え付けたチューリップの球根。
此処の所雨が全然降らないので、庭の土はカラカラ状態。
そんな訳で、暖かく成った時間を見計らって散水です。

此の散水。只水を撒くのではダメなのですね。庭師の間には『水やり3年。』と言う言葉が有ります。
水をやる見極めが出来る迄3年は掛かると言う意味です。
僕も最初は悩みました。やり過ぎてもダメ。勿論少な過ぎてもダメ。常時程々に濡れていると言うのもダメなのです。
湿っている状態と乾燥した状態を交互にするのです。
この判断が難しい。
植物によっては水を殆ど欲しがらない。なんて言うやつもいたりして・・・。

昨日の夕方に水を欲しがっている植物が結構有ったので、其の時点で明日水撒きだな。って決めていたのです。
色々と慣れて来ると、この水撒きも結構楽しい(笑)。

で、チューリップの球根。発芽していなくても土が乾いたら散水が必要です。
まあ、適当にシャワー状態で散水をしていたら・・・・・。



発見、チューリップの芽です。数えると8個。
去年は球根を植え付けてから発芽迄3ヶ月半掛かりました。
植え付けたのは去年よりも1ヶ月以上遅いですので、気温が高い所為では無いと思います。

土壌改良を徹底的にして、ふかふかの土にしています。
それを、チューリップが喜んでいるとしたら嬉しいのですが・・。

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散々楽しませてくれたプリアンプのオーバーホール(オーバーホールと言えるかどうかは?)が完了しました。



単に新品状態に戻すだけでしたらこんなに時間は掛からなかったですけど、いつもの持病(どうせやるなら)が発病。
写真でも判る、新しいライン入力ピンが綺麗。

内部を見ますとコンデンサーは全て交換(ケミコン以外も)。抵抗器はブリーダーの2本(これは音には関係ない)以外は全交換。
此処まで弄ると、新しく作るよりも時間が掛かります(部品を外す方が取り付けよりも手が掛かる)。
先のアップの『真空管は増幅をしていません。』で重要な働きをしているパスコンも最近のお気に入りへ交換(此のコンデンサー、音への影響大)。
真空管も勿論交換。

左右の増幅率の差も略ゼロ(此れには例のVRが効いています)。勿論VR全開だけでなく、途中の位置でも。

さ、今日は最終のお化粧。まだヤニが残っているのですね。
マジックリンを含ませたウエスでゴシゴシ。その後水を含ませたウエスでマジックリンを落とします。
今日中に完成させたいなー・・・・。



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