平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
今日も仕事を終え、軽い晩酌(軽いか重いか?)後のレコードタイム。
部屋に入るまで、聴きたいレコードは決めていない。

その場で目に付いたレコードと僕の感覚が一致したら、ターンテーブルにそのレコードが乗ります。



きっと10年以上聞いていなかったと思う。
でもジャケットの痛みから、過去には散々聞いたレコードなのが判る。

針を下ろす。懐かしいフレーズが・・・・・。

左chからケニーのペットが聞こえる。右chからはアートティラーのドラムス(ドラムではなくドラムス、笑)。
二人の掛け合いが始まる。其れを中心でチェンバースのベースが支える。
ケニーが引っ込むとフラナガンのピアノが・・・・・・・。

そう、音楽って共演者の掛け合いが面白い。和気藹々だったり、一瞬の気も抜けない真剣勝負だったり。
楽器の音ばかり気にしてチューンした装置では、この掛け合いが理解出来ない場合が多い。

ケニーのペットの代わりに出てくるフラナガンのピアノのお洒落なこと。

僕が装置を一生懸命にチューンするのは、この演奏家の人間にふれたいから。
掛け合っている間、目くばせしているんだろうなー。逼迫した掛け合いの二人の表情は・・・。

音楽を楽しみたい。只それだけの為に、なんとも言えない苦労と言うか楽しみと言うか・・・・。

ハッキリ言えるのは、此処まで楽しめているわが人生に乾杯(また飲み過ぎそう、汗)。


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