過去に散々して来たコーン紙の張替え。
何種類やったか覚えていない。

今回の６０４－８H。まあ今迄の感覚で行けるだろう。

４１６や６０４－８Gなんかもやってるし。

と言う軽い感覚で受けちゃったコーン紙の張替え。

コーン紙自体は２週間以上前に入荷済み。

ダンボールにきちんと梱包されている。
この様なパーツ（変形し易い）は使うまで開けないのが鉄則。

と言う事で、今日まで見てなかったんですね。

開けてビックリ玉手箱。




ダンパーが付いてないのは驚かないけど、ボイスコイルのボビンも単体で入っている。
更にボイスコイルからのリード線も単体で・・・・。

オイオイ、ソリャー出来るけど、冶具が無いと難しい。まあ単品での仕事をこなして来てるんで、やってやろうじゃないの。

でもね・・・・・・。



コーン紙。リード線を出す穴も開いてない。
キリで開けろってか？

まあ出来ますよ。デモね、こんなコーン紙アッセンブリーを見たのは初めて。

普通、コーン紙、ボビン、ダンパーはキッチリと接合済みで出るのが常識。

其れならば、ある程度慣れている人なら交換可能。

特に、今回の様なプロ仕様のユニットは、現地で瞬間に交換が出来る様に考えて作ってある物。

だって、その場で修理が出来ないで持って帰ります。なんてプロの世界では通用しない。
エッジにダンプ材も塗ってなく、そのダンプ材も供給できないって・・・・・・・。

昔の輸入元は其れ成りのレベルで、この様な物を供給する時には其れ成りの説明が有った。
説明が無い場合は極普通に交換できるって思って大丈夫。
特殊な場合は其れ相応の説明が有って、それでも平気って場合だけ供給。

タンノイやJBLのコーン紙は接着剤も付属していた。

勿論、だからと言って誰でも簡単にではないんだけど・・。

かなりご無沙汰しているオーディオ界。

昔とはかなり変わった様で・・・・。

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