平成19年4月18日開店。店主の日々の日記です。
以前にも書いた気がするのですが・・・・。

オーディオをなまじ齧った人はパーツを気にする。
僕にはそんな事はどうでも良くて・・・・・・。

前の店(八王子の店)でのひとコマ。
初めての方が来られました。
とっても紳士的な方で、好印象。

僕の掛けるレコードを真剣に聴いています。傍目でも僕の出している音楽に好意を持っているのが判ります。
数曲聴かれた後の、その方の言葉。

『感心しました。この様な鳴り方は中々聴けません。で、パワー管は何をお使いですか?』
僕は何も考えずに『300Bです。』
その方の反応『やはり300Bは良い音がしますね。』


この会話をレストランでの状況に入れ替えましょう。
客『とても美味しく頂きました。今日の○○の材料は何をお使いだったのでしょう?』
シェフ『何処何処産の○○です。』
客『流石に何処何処産の○○は美味しいですね。』

この会話に何も感じなかったら、オーディオを語る資格は無い。

アノネー。この会話にシェフの努力は全然入っていないんですね。
僕がシェフの立場なら『そう、何処何処産の○○なら旨いんだね、だったら今度は生で食わせてやる。』

300Bを使えば、ウェスタンの部品を使えば・・・・・・。
こんな人、オーディオを舐めている。

料理は誰が作ったかでしょうが。
オーディオ装置もしかり。

材料を生かすも殺すもシェフの腕次第。

そんな単純な事に気付いていないオーディオファンに一言です。


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